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イラン代表GKビランヴァドが注目される理由

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日本代表対イラン代表

24日にアジアカップ準々決勝の2試合が行われ、日本代表はベトナム代表に1−0、イラン代表は中国代表に3−0で勝利した。

この結果、28日の準決勝では日本代表とイラン代表が決勝進出をかけて対戦することになった。

イラン代表GK

”日本はイラン代表のどの選手を警戒すべきか?”

このテーマで真っ先に出て来るのがGKのビランヴァドだろう。10のメディアがあったら、その全てが彼を取り上げるはずだ。

その理由は下記の通り。

  1. 実力がある
  2. 話題にしやすい

この2つの理由をそれぞれ説明していく。

実力がある

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現在26歳のビランヴァド。身長は194センチもある。その長い手足を活かしてイラン代表のゴールマウスに鍵をかける。

2018年には英国紙が選ぶ「アジア人選手ベスト50」で31位に選ばれ、ヨーロッパへの移籍話も常に絶えない状況だ。

アジアカップ2019では、ここまで5試合全て無失点に抑える。

ロシアワールドカップにも出場。イラン代表はグループリーグ敗退に終わったものの、強豪国相手に3試合で2失点しか許さなかった(モロッコ戦は無失点、スペイン戦・ポルトガル戦は共に1失点)。

更にはポルトガル戦でクリスチアーノ・ロナウドのPKをストップしたことで、ビランヴァドは世界にその名を知られることになる。

今や名実共にアジアNo1のGKと言っても良いだろう。

話題にしやすい

ビランヴァドを語る上で欠かせないもの。それは彼の強肩だ。ボールを投げると優に70メートルは超える。そこから決定的なカウンターに繋がることも多々ある。

おそらくはサッカーを知らない人でも彼のスローを見たら驚くはずだ。それ故、彼のスローは多くのテレビ番組やネット動画で頻繁に取り上げられる。

実際に彼のスローを見ていただいた方が、そのすごさが分かるだろう。


これは2015年に行われたアジアチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦での一幕。

ビランヴァドはボールを手にすると、やり投げ選手のように体を投げ出してロングスロー。一瞬にして守りから攻撃へと変わった。

この動画はわずか10秒ながらアップされて3年で再生回数は100万回近くになる。それ程、多くの人が彼のプレーに衝撃を受けたということを示している。

28日のイラン代表戦、日本代表はビランヴァドの守備だけでなく、攻撃参加にも気をつけなければならない。