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オッズ
ついに開幕したアジアカップ2019。今回はちょっと違った視点から見ていきたいと思う。それはオッズだ。
オッズって何?と思われる方も多いかもしれない。それも無理はない。日本ではあまり聞き慣れない言葉だ。
オッズとは賭けのこと。賭けというと抵抗がある方も多いだろう。しかし、イギリスをはじめとする海外では生活に定着していて何でもオッズにしてしまうくらいだ。例えば、次に生まれてくる王室の子供の名前などもオッズの対象になってしまう程だ。
前置きが少し長くなったが、今回はそのオッズでアジアカップでどのような数字がつけられているのか見ていきたい。つまりは、どれほど前評判が良いか悪いかということになる。
今回参考にするのはイギリス最大手のブックメーカーであるウィリアムヒル。
日本からでも「ウィリアムヒル」と検索するとすぐにサイトが表示される。今回初めて知ったのだが、サイトは日本語でも表示されている。賭けのことはよく分からないのだが、日本語サイトがあるということはオッズをやっている日本人が一定数はいるということだろう。
アジアカップ優勝オッズ
こちらがアジアカップの優勝オッズだ。数字が低ければ低いほど、優勝の見込みが高いことになる。
上記の場合、韓国代表が現時点で一番優勝する可能性が高いと予想されている。例えば、韓国代表優勝に今1,000円を賭けたとしよう。すると韓国代表が優勝した場合、4,330円になって返ってくる計算になる。
逆に一番優勝の見込みが低いとされるトルクメニスタン代表の場合、今1,000円を賭けて本当にトルクメニスタンが優勝したら10,001,000円になって返ってくることになる。
データは1月7日のもの。このオッズは秒単位で変更していく。リアルタイムでオッズをしている人のデータが反映されていくからだ。
当然、アジアカップで活躍する国の優勝オッズは低くなる。
現時点のオッズでの優勝国予想の順位をまとめると
- 韓国代表
- 日本代表
- イラン代表
- オーストラリア代表
- サウジアラビア代表
ということになる。因みに、韓国代表は1960年以来60年近くもの間、アジアカップで優勝していない。韓国代表にとってアジアカップは、あまり相性の良くない大会と言えるだろう。そう考えると1位になっているのは意外な気もする。おそらくは今シーズン、トッテナムで好調を維持しているソン・フンミンへの期待がこの数字に現れているのかもしれない。
日本代表は韓国代表と大差ない数字で優勝候補2位となっている。日本代表とアジアカップの相性は良い。日本代表はアジアカップにおいてここ7大会で4回優勝という驚異的な成績を残している。
→最新オッズ情報はコチラ(1月19日更新)
グループF
こちらは日本が入るグループF1位予想のオッズ。
日本が1.17でダントツの一位。1万円賭けて当たっても、170円しかプラスにならない計算だ。続くウズベキスタンは5.00で5倍近くもオッズに差がある。日本同様に海外でもグループFは日本の1位通過を予想する人が圧倒的に多いようだ。