今回はサッカーの連続無敗記録を特集。
代表&クラブチームの連続無敗記録ベスト3をお伝えします。
サッカー連続無敗記録【代表】
まずは、代表チームの連続無敗記録から。
気になるベスト3はこちら↓
No | 記録 | 代表 | 期間 |
1 | 37試合 | イタリア代表 | 2018年〜2021年 |
2 | 35試合 | ブラジル代表 | 1993年〜1996年 |
2 | 35試合 | スペイン代表 | 2006年〜2009年 |
連続無敗記録トップはイタリア代表の37試合。
この記録は2021年10月6日、UEFAネーションズリーグ2020-21準決勝でスペイン代表に負けて途切れました(1−2)。
それ以前にイタリア代表が負けたのが2018年9月10日に行われたポルトガル戦(0−1)だったことから、イタリア代表は丸3年もの間、負けてなかったことになります。
すごい記録ですね。
連続無敗記録2位タイに続くのはブラジル代表、スペイン代表の35試合負けなし。
これもも3年かけて達成した記録です。
これだけの期間無敗だと当然の如く、連続無敗記録ベスト3の代表チームはタイトルも手にしています。
イタリア代表はユーロ2020、ブラジル代表はワールドカップ1994、スペイン代表はユーロ2008で優勝。
ちなみに記録上、PK戦は勝っても負けても「引き分け」扱い。
ブラジル代表はコパアメリカ1995決勝でウルグアイ代表に負けましたが、PK戦だったため記録上は引き分けとなっています。
サッカー連続無敗記録【クラブ】
次はクラブチームにおける無敗記録ベスト3。
クラブチームは代表チームに比べて圧倒的に数が多いです。
無敗記録は、その多様性を象徴するものとなりました。
尚、クラブチームにおける無敗記録は国内リーグでの記録を対象としたものです。
No | 記録 | クラブ | 期間 |
1 | 104試合 | ステアウア・ブカレスト (ルーマニア) |
1986年〜1989年 |
2 | 88試合 | リンカーン (ジブラルタル) |
2009年〜2014年 |
3 | 63試合 | シェリフ (モルドバ) |
2006年〜2008年 |
やはりと言うべきか、クラブチームでの無敗記録はマイナーなリーグが上位を占めています。
レベルの高いリーグだと流石に勝ち続けるのは難しいですからね。
しかし、侮ることなかれ。
1位のステアウア・ブカレストは当時、国内リーグに限らず対外でも本当に強かったんですね。
なんと1985-86にチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)で優勝し、ヨーロッパNo1に。
1986年に行われたトヨタカップにはヨーロッパ王者として出場しています(南米王者リーベル・プレートに0−1で負け、世界王者にはなれず)。
はっきり言って、2位・3位の無敗記録は本当の強さという意味ではあまり当てにならないかも知れません。
しかし、1位のステアウア・ブカレストはガチでその当時強かったようです。
ちなみに、5大リーグに限定すると、連続無敗記録トップは1991~93年にACミランが樹立した58試合。
この時のACミランといえば、毎年のように欧州王者になってトヨタカップに出場していました。
納得ですね。
連続無敗記録【まとめ】
以上、代表&クラブチームにおける連続無敗記録でした。
やはり全体を通して一番気になったのがイタリア代表の37試合連続無敗。
これは2021年に更新された記録です。
各国代表チームのレベルが上がる近代サッカーにおいて、37試合連続無敗は改めてすごい記録ですね。