8月9日からDAZNにて配信されている話題作「THE MAKING OF(ザ・メイキング・オブ)」。
「THE MAKING OF(ザ・メイキング・オブ)」では、クリスティアーノ・ロナウド、ネイマール、モウリーニョ監督にスポットを当て、それぞれがターニングポイントととなった3試合を振り返る(計9試合)。
早速、クリスティアーノ・ロナウドの第1話「スポルティング・リスボン対マンチェスター・ユナイテッド戦」を見たのだが、それは衝撃的な内容だった。
1サッカーファンとして特に感銘を受けたのは下記の2点。
- 実際の映像
- 真相
それぞれ詳しく説明していきたい。
実際の映像
2003年8月6日に行われたスポスティング・リスボン対マンチェスター・ユナイテッド戦。
これは紛れもなくクリスティアーノ・ロナウドのサッカー人生を変えた試合だ。
当時18歳だったロナウドは、この試合で活躍したことによってマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を勝ち取ったからだ。
サッカーファンの中でもこの試合は有名。
しかし、試合が行われた2003年は今のようにYouTubeがあったわけでもなく、限られた映像しか見れなかった。他はサッカー雑誌などでその様子を文字で見るのみだった。
この試合にスポットを当てた「THE MAKING OF(ザ・メイキング・オブ)」第1話は23分なのだが、当時のクリスティアーノ・ロナウドの活躍をハイライト映像でたくさん見ることができる。
この映像は本当に貴重なものだと思う。
如何にこの試合で当時18歳だったC・ロナウドがキレキレだったかが分かる。
もちろん、当事者のインタビューも含めてだ。
当事者とはクリスティアーノ・ロナウドの他、試合でマッチアップしたオシェイ、当時スポルティング・リスボンの監督だったフェルナンド・サントス(現ポルトガル代表監督)などだ。
そこでは16年経った今だから言える裏話もたくさん出てくる。
真相
次は真相。
この試合は、前述のようにクリスティアーノ・ロナウドがマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を勝ち取った試合だ。
巷ではいろいろな噂がある。
その中でも有名なのが、クリスティアーノ・ロナウドの活躍を目にしたマンチェスター・ユナイテッドの選手たちがファーガソン監督へ彼を獲得するように進言したことだ。
これはあくまでも噂で実際にはそのような話はなかったという説もあった。
だが、当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたオシェイ曰く、それは事実だったようだ。
試合後、ロイ・キーンやスールシャールがファーガソン監督に彼をすぐに獲得するべきだと進言していたようだ。
また、試合後にクリスティアーノ・ロナウドは通訳と共にファーガソン監督の元に呼ばれて、興味を持っていると直接伝えられたそうだ。
今までいろんな憶測があったが、マンUの選手たちが監督に獲得するよう進言したのは事実だったようだ。
この「THE MAKING OF(ザ・メイキング・オブ)」を見て、やっとで真相を知ることができた。
個人的には、できるものならこの「THE MAKING OF(ザ・メイキング・オブ)」第1話はDVDにして、ずっと手元に置いておきたいくらいだ。
それほど面白い内容だった。
近いうちに、残りの8話も一気に見ることだろう。
この試合の詳細が気になっていたサッカーファンは、是非一度見ることをお勧めする。