サッカーを見ていると、時として「アレとアレが繋がっていたの?」なんてことが多々あります。
今回は、ドルトムントで活躍するノルウェー代表ハーランドに関する意外な事実をお伝えします。
昔からのサッカーファンならば、あの映像の選手とハーランドとの関係を知って衝撃を受けることでしょう。
ハーランドの父もサッカー選手だった
本題の前に、ハーランドの父の情報から。
実は、ハーランドの父親もプロのサッカー選手でした。
その実績はすごいもので、ノルウェー代表として34試合に出場。
94年W杯にも、代表メンバーとして選ばれました。
クラブでは、キャリアの多くをイングランドでプレー。
具体的にいうと、ノッティンガムフォレスト、リーズ、マンチェスター・シティーでプレーしていました。
余談ですが、ハーランドは父がリーズでプレーしていた時に生まれ、3歳までイングランドで育ったそうです。
ハーランド父とロイ・キーンの因縁
ここからが本題。
ハーランドの父は、ある動画でサッカーファンの間ではすごく知られた存在なのです。
「ハーランドの父がサッカー選手だったなんて知らなかった」
という人も、次の動画は見たことがあるでしょう↓
一度見たら忘れられないラフプレーは動画15秒〜。
当時マンチェスター・ユナイテッドでプレーしていたロイ・キーンの殺人タックルです。
実は、この殺人タックルの相手がハーランドの父であるアルフ=インゲ・ハーラントだったのです。
このラフプレーはすごいひどいものだったので覚えていたのですが、タックルされた相手がハーランドの父だったと知った時は衝撃でした。
動画の解説
ここで動画の解説を時系列でしていきます。
一番最初に流れる動画は、ハーランドの父がリーズに所属していた時にマンチェスター・ユナイテッドと対戦した時のもの。
軽い接触でペナルティーエリア内で倒れたロイ・キーンに対し、ハーランドの父は「大げさに倒れるんじゃない!」と叱責したそうです。
しかし、実際はロイ・キーンは十字靭帯断裂の大怪我。
この怪我の影響でロイ・キーンは1年間プレーできませんでした。
そして、あれから4年後にロイ・キーンの復讐、そうあの殺人タックルが起きたのです。
殺人タックルの相手は、当時、マンチェスター・シティーに移籍していたロイキーンの父。
後にロイキーンは自伝書にて、あのタックルはハーランドの父に故意的にしたものだと記しています。
サッカー史に残るこの殺人タックルにより、ロイ・キーンは1発退場&5試合の出場停止となりました。
一方のハーランド父は、この時の怪我の影響があり、2年後に30歳という若さで現役引退しています。
まとめ
以上、ハーランド父とロイ・キーンとの確執でした。
ハーランドほどの若く有望な選手となれば、当然のごとく、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍話も出てくるはずです。
その時、ハーランドはどのような決断をするのでしょうか?
父を引退に追いやったマンチェスター・ユナイテッドに関しては、あまり良い感情を持っていないかもしれません。
因みに、ハーランドは今でも自分が生まれた時に父がプレーしていたリーズ・ユナイテッドのファンだそうです。