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トッテナム「オール・オア・ナッシング」基本情報&見所

「オール・オア・ナッシング」先日、Amazonプライムビデオで配信されている「オール・オア・ナッシング ~トッテナム・ホットスパー」全話を見終えました。

今回は「オール・オア・ナッシング」の基本情報&見所を中心にお伝えします。

この作品が気になっていた方は、参考にしてください。

トッテナムファン、プレミアファンのみらなず、全てのサッカーファンにお勧めできる内容です。

基本情報

まずは基本情報から。

「オール・オア・ナッシング ~トッテナム・ホットスパー」は全9話です。

詳細は下記の通り↓

# タイトル 時間
1 新しい契約 47分
2 新たな始まり 46分
3 人の良さは捨てる 45分
4 クリスマス 45分
5 新入り 46分
6 戦力不足 47分
7 後悔はない 46分
8 中断 59分
9 追い込み 59分

「オール・オア・ナッシング ~トッテナム・ホットスパー」は、チーム全体のドキュメンタリー番組

カメラは様々なところに設置されており、いろんなシーンを映し出しています。

例えば、練習、食事、ハーフタイム、試合前後のミーティング、監督室など。

こんなところまで本当に撮影していいの? ってか放送していいの?

と思うくらい、ディープなシーンも多々あります。

ドキュメンタリーの撮影期間は「2019年夏〜2020年夏」の一年間です。

既にご存知の方も多いと思いますが、この期間はトッテナムにとって本当に色々なことがあった時期です。

例えば、監督交代、新スタジアム、主力選手の移籍、新型コロナなど

それでは、次に見所をお伝えします。

監督交代

モウリーニョ大きな変化は、いきなり第1話でやってきます。

それは監督交代

成績不振により、前任のポチェッティーノが解任され、新たにモウリーニョが監督に就任します。

この様子が「オール・オア・ナッシング」では実にリアルに描かれています。

リアルというよりかは、生々しいと表現した方が良いかもしれません。

練習場横の建物には、監督ルームがあるのですが、ポチェッティーノは解任が決まった後、段ボールに自身の持ち物を詰めて出て行きます。

その後、誰もいなくなり、すっからかんになった監督ルームをスタッフが掃除機をかけるという何ともシュールな映像。

そして、次にその部屋の主人になったのは、あのモウリーニョ。

監督就任が決まったモウリーニョは自身の持ち物を段ボールに入れて監督ルームにやってきます。

これら一連の様子も全てカメラで取られています。

先日まで空室だった監督ルームは、モウリーニョの持ち物で埋まって行きます。

ここでの注目点は、モウリーニョの持ち物。

持ち物の中には、CL2003−04でFCポルトを優勝に導いた際の写真もありました。

その他、監督ルームでは、モウリーニョが大量のフィールド用紙で戦術を描くシーンも。

将来、監督業に興味のある人は、「オール・オア・ナッシング」での監督ルームの様子はかなり参考になるのではないでしょうか?

定点カメラ

トッテナム「オール・オア・ナッシング」内では、定点カメラの映像がたくさん映し出されています。

定点カメラが設置されている主な場所は下記の通り↓

  • 監督ルーム
  • レストラン
  • 廊下
  • ドレッシングルーム

監督ルームでは、モウリーニョとスタッフのやり取りが映し出されています。

個人的には、よくモウリーニョはカメラが入ることを許したなと思いました。

それほど、シビアなやり取りも多々映し出されています。

レストランとは、トッテナムの練習施設内にあるもの。

トッテナムの選手は、このレストランで食事をすることが多々あるのですが、「オール・オア・ナッシング」では、その様子、というよりかは選手同士が話している内容まで赤裸々に映し出しています。

廊下は、練習場、スタジアムどちらともです。

意外と廊下のシーンは面白いです。

試合で熱くなった選手が、感情むき出しにして叫んだり、時には喧嘩することも。

そして、「ここって映してもいいの?」と思ったのがドレッシングルーム

ここでは、ハーフタイム、試合前後の会話が全て記録されています。

ドレッシングルームでは、戦術、心意気などがメインに語られています。

ユニフォームを脱いで上半身裸の選手の映像も。

個人的には、ソン・フンミンの上半身が気になりました。

何と肉でプヨプヨなんです。

見た感じ、決してアスリートには見えない?

「オール・オア・ナッシング」では、そのような裏側の映像もたくさんあります。

喧嘩

トッテナム「オール・オア・ナッシング」を見て特に印象に残ったシーンは喧嘩

この喧嘩とは、チームメイト同士によるもの。

サッカー選手はよくチーム内で喧嘩するものか?

それともトッテナムが異常なだけ?

色々と考えされられるシーンでした。

とにかくトッテナムは全体を通じて、結構ギスギスしているイメージが強かったです(チームの調子が悪かったせいもあると思いますが・・・)

その中でも最も印象的だったシーンは、第9話の「ロリスvsソン・フンミン」。

試合中、守備に献身的でなかったソン・フンミンに対し、前半終了後のハーフタイムにロリスが罵声を浴びせます。

その後、ソン・フンミンは激怒し応戦。

チームメイトが間に入らないと、本当に殴り合いになっていたのではないかという修羅場でした。

ハーフタイムに2人がピッチ上で罵り合うシーンは国際映像に移されたので多くのサッカーファンが知っていると思います。

しかし、ハーフタイムでの”続き”の映像は「オール・オア・ナッシング」だけ。

その他、「オール・オア・ナッシング」ではプレーや判定に納得できない選手が、怒りをぶちまけるシーンも多く撮られています。

これらの衝撃的シーンを見る度に、サッカー選手はメンタルも強くないと生き残れないと何度も思いました。

コロナ中断

トッテナム第8話では、思わぬ方向へ進みます

それは、新型コロナによるリーグ中断

急に試合スケジュールが白紙に。

そこには、戸惑う選手たちの様子が映し出されています。

それまで皆でやっていたトレーニングも、選手が自宅で個々にするように。

次にいつ試合が始まるのかわからない状況。

皆に不安が走ります。

そして、やっとで再開したリーグ戦。

そこに観客の姿はなく、無観客。

「オール・オア・ナッシング」では、このような衝撃的なシーンも事細かく映し出しています。

注意点

このように情報てんこ盛りの「オール・オア・ナッシング」。

トッテナムファンのみならず、プレミアファン、全てのサッカーファンは見るべし!

しかし、問題点も。

それは全て英語で、日本語字幕がないこと

つまり、英語を理解できない人は、内容が理解できないのです。

僕の場合、英語が少し理解できるので、何とか全9話、内容を理解した上で視聴することができました。

しかし、英語が全く理解できない場合、途中で展開がわからずに飽きてしまうかもしれません。

もちろん、英語の勉強に興味がある人にとっては「オール・オア・ナッシング」は良い教材になるでしょう。

理由は、英語のリスニング勉強のみらなず、英語の大切さがわかるからです。

トッテナムは多国籍チーム。

世界中から来た選手が全て英語で会話をしているのです。

例えば、

イギリス人が話す英語
ポルトガル人が話す英語
ベルギー人が話す英語
アルゼンチン人が話す英語
韓国人が話す英語

「オール・オア・ナッシング」を見ていると、本当に英語を話すことの大切さが伝わって来ます。

まとめ

以上、「オール・オア・ナッシング」の基本情報&見所でした。

個人的には、このドキュメンタリーは監督がモウリーニョに変わったことが、より一層話を盛り上げていると思います。

「オール・オア・ナッシング」のサムネイルでもわかる通り、大体的に写っているのはモウリーニョ。

そう、この話の中心人物はモウリーニョなのです。

第1話での激動の中での監督交代劇は、映画のような臨場感があります。

下降気味のチームを名将モウリーニョがどう立て直すのか?

はっきり言って、始めから調子の良いチームを映し出すより、このような問題を抱えていたチームを名称がどう建て直すかを映し出す方が、視聴者の興味を惹きます。

また、モウリーニョ監督の本質もよく映し出しています。

「オール・オア・ナッシング」を通して、モウリーニョがなぜカリスマ性があると言われるのかが分かった気がします。

これを見る前までは、モウリーニョといえば、「熱血漢」「気が短い」というイメージが強かったのですが、見終わった後には印象が変わっていました。

もちろん、熱い部分もあります。

しかし、チームメイト同士で喧嘩が発生したり、チーム全体が不安な状態にあるときは、モウリーニョは非常に冷静であり、落ち着いた適切な言葉をかけるのです。

そして、何よりもチームの士気を高めるのが上手い!

これを見て、ビッグチームを指揮する監督は人間性、カリスマ性も必要なのだと痛感しました。

戦術眼にいくら優れた監督であっても、常に発生するトラブルをまとめきれないとチームは崩壊することでしょう。

トッテナムの真の姿を見たい人には、「オール・オア・ナッシング」はお勧めです。

きっと見終わった後は、その週のトッテナムの試合結果が気になっていることでしょう。