皆さんは、ボディビルダーのような体格をしたサッカー選手がいることをご存知だろうか?
選手の名はアデバヨ・アキンフェンワ。36歳のイングランド人プレーヤー。現在はリーグ1(イギリスの3部リーグ)でプレーしている。
彼のフィジカルの特徴は数字で表せる。
体重→101kg
ベンチプレスの最高値→200kg
なのだ。
とてもサッカー選手とは思えない数字だ。
アデバヨ・アキンフェンワを知るには何枚か写真を見てもらった方が早いだろう。
迫力ある写真だ。縦への突破力がある選手を「重戦車」と例えることがあるが、彼の場合は見た目がまさに重戦車である。
経歴
気になるのはアデバヨ・アキンフェンワの経歴だ。一体どんなサッカー人生を歩んできたのか?
彼はワトフォードの下部組織出身。トップチームには昇格できず、リトアニアやウェールズの下部リーグを渡り歩く。
その後、キャリアの大半を母国イングランドで積む。プレミアリーグでのプレー経験はなく、最高でリーグ1(3部相当)だ。
キャリアを見ると決して輝かしいものではない。だが、彼は3部リーグの選手でありながら、自伝書まで出している。本のタイトルは『BEAST』。直訳すると”野獣”である。
なぜ、3部リーグのプレーヤーが自伝書を出せたのか? もちろん、その体格に注目が集まったからである。その迫力ある体型から彼の熱狂的なファンは世界中にいるようだ
プレー集
こちらがアデバヨ・アキンフェンワのゴール集。写真で見ると迫力がるが、動画で見るともっと迫力がある。周りの選手が小さく見えるくらいだ。
ゴールの特徴としてはヘディングが多い。よく見るとどれも打点は高くない。そう考えると、フィジカルの強さ以外に、ボールが来る位置を読む才能にも長けているのかもしれない。