当サイトは一部の記事にプロモーション広告を含みます。

プスカシュ賞とは?|2018年はサラーが受賞

Embed from Getty Images
9月24日、『ザ・ベスト・FIFAフットボールアワード2018』がロンドンで開催され、2018シーズンのベストゴールに送られるプスカシュ賞はエジプト代表のサラー(リバープール)が受賞した。

今回はプスカシュ賞の説明と2018年のノミネートゴールについて詳しくお伝えしていきたい。

プスカシュ賞とは?

プスカシュ賞とは前年10月〜当年9月に行われた試合の中で最も優れたゴールに送られるもの。毎年10ゴールがノミネートされ、FIFA公式サイトの一般投票にて決定される。

対象ゴールはFIFA主催大会の全て。過去にはトルコリーグやマレーシアリーグでのゴールが受賞したことも。
2018年はワールドカップイヤーということもあり、ノミネート10ゴールのうち、実に4ゴールもがワールドカップの試合からだった。。

歴史は浅く、2009年から始まり今年で10回目

プスカシュ賞の名前の由来は1950年代に活躍したハンガリー代表のプスカシュに因んでつけられたもの。今でこそ鳴りを潜めるハンガリー代表だが、当時は1954年ワールドカップ決勝で西ドイツに破れるまで4年間も無敗記録を続けた。その強さから代表チームは「マジック・マジャール」の愛称で親しまれた。
プスカシュはクラブレベルではレアル・マドリード(1958−67)に所属し、180試合で156ゴールの成績。まさにゴールゲッターだった。

2018年 ノミネート

2018年のプスカシュ賞を受賞したのはサラー。対象ゴールは2017年12月10日に行われたプレミアリーグでのリバープール対エバートン戦でのゴール。

その時のゴールがこちら。ペナルティエリア付近でボールを受けるとディフェンダー二人を抜き去り、そのまま得意の左足でゴール。なんとも鮮やかなゴールだ。

だが、このゴールの受賞は物議を呼ぶことに。今年のノミネートに関しては素晴らしいゴールが多かったらだ。

特に投票で2位だったC・ロナウドのチャンピオンズリーグ準々決勝でのオーバーヘッドを推す声が多かった。ロナウド自身もプスカシュ賞発表の後、サラーに賛辞を送るとともに自分のゴールが最高だったと語っている。
その他、今年のノミネートではワールドカップ決勝トーナメント一回戦のフランス代表対アルゼンチン戦でのフランス代表パバールの弾丸シュートも多くの人の記憶に残るものだった。

こちらがプスカシュ賞ノミネートの10ゴール