今回は昔、衝撃を受けたプレミアリーグのマッチデープログラムの話をします。
昔とは、2003年のこと。
衝撃を受けたマッチデープログラムは、「トッテナムvsフルハム」を観戦した際に買ったもの(トッテナム側のプログラム)。
今でこそ、Jリーグでもマッチデープログラムは定着しつつありますが、当時、初めてプレミアで立派なマッチデープログラムを見た時は驚きでした。
今でも大切に残しているマッチデープログラムの写真を交えながらお伝えします。
プレミアリーグのマッチデープログラム
試合は2003-04シーズンに行われた「トッテナムvsフルハム」の一戦。
気になるマッチデープログラムがこちら↓
表紙は、このシーズンにFCポルトから移籍してきたばかりのポルトガル代表ポスティガ。
マッチデープログラムの詳細は下記の通り↓
- ページ: 66ページ
- 料金: 3ポンド(約600円)
- サイズ: 24cm × 16cm
まず最初に驚いたのが、有料だったこと。
リーグ戦一試合のマッチデープログラムが有料だなんて、当時の日本人の感覚からしたら信じられませんでした。
しかも600円と結構な値段。
しかし、手にしてみて更にビックリすることに。
充実した内容で、素材も頑丈。
プログラムというよりかは一冊の本みたいな感じでした。
マッチデープログラムの内容
下記にマッチデープログラムの内容を写真を交えてお伝えします。
こちらは対戦相手フルハムの特集ページ。
マッチデープログラムには、フルハムとの過去の戦績の他、フルハムの注目選手などが載っていました。
その詳しさは、もはや雑誌レベル。
余談ですが、この頃のフルハムには日本代表の稲本潤一が所属しており、この試合にも出場していました。
更なる余談ですが、この頃のトッテナムには同じく日本代表の戸田和幸も所属していました。
しかし、この試合はベンチ外でした。
マッチデープログラム内には、クラブの歴史を振り返るコーナーも。
この週は、かつてトッテナムでプレーし、日本人にも馴染みのあるアルディレスがフォーカスされていました。
その週の世界のサッカーニュースまでも。
スタジアムに早く着いても、マッチデープログラムがあれば普通に時間を潰せます。
その他、マッチデープログラムには、前節のトッテナムの試合情報から、トッテナムファンのコミュニティー情報まで内容が盛りだくさん。
マッチデープログラムに広告
上記のように色々と衝撃を受けたわけですが、当時、最も衝撃を受けたのが広告。
上記左側のページに写っているのは、ビールの広告。
このようにマッチデープログラムには、たくさんの広告が掲載されていました。
その数、総じて13ページ。
66ページ中13ページなので、全体の約20ページが広告ということになります。
それだけ広告主がいるということは、マッチデープログラムが多くの人に認知されている証拠。
まさにサッカーが一つの文化・産業として成り立っていることを実感させられた瞬間でした。
以上、衝撃を受けたプレミアリーグのマッチデープログラムの話でした。