プレミア得点王3人はクロップと深い関係
今シーズンのプレミアリーグ全日程が終了し、マンチェスター・シティーの2年連続6度目の優勝で幕を閉じた。
得点王は、3人が22ゴールで並ぶことになった。
その3人とはサラー(リバプール)、マネ(リバプール)、オーバメヤン(アーセナル)だ。
そして、この3人のある共通点が今、話題を呼んでいる。
それは3人全員がクロップ監督(リバプール)の教え子であることだ。
現在、リバプールに所属するサラーとマネはもちろんのこと、オーバメヤンもドルトムントに在籍していた3年間、クロップ監督の元でプレーしていた。
言わば、今シーズンのプレミアリーグ得点王に輝いた3人はクロップ監督の影響を大きく受けている選手たちなのだ。
選手の士気を上げるに定評のあるクロップ監督。
その教え子たちが、同時にプレミアリーグ得点王獲得というこれ以上ない成績を出した。
プレミアリーグ得点王データ
プレミアリーグ2018-19は、3人が得点王になるという珍しいシーズンとなった。
ここでプレミアリーグと得点王に関するデータを、箇条書きだが下記にまとめてみた。
- 同一チームから2人が得点王になるのはプレミアリーグ初
- 3人の選手が得点王になるのは1998-99以来(その時は、ハッセルバインク、オーウェン、ヨーク)。
- サラーは加入した昨シーズンから2年連続得点王獲得。これはプレミアリーグ初
上記の点から、今シーズンの得点王3人が如何に珍しいかが伺える。
因みに、サラー(エジプト)、マネ(セネガル)、オーバメヤン(ガボン)は全員アフリカ出身。
アフリカ出身者が同時に3人もプレミアで得点王を奪ることなんて、もうないかもしれない。