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ベトナムがベスト8進出
20日に行われたアジアカップ決勝トーナメント1回戦でベトナム代表はヨルダン代表を1−1(pk4−2)で下し、ベスト8進出を決めた。
21日に行われたサウジアラビア代表戦に勝利した日本代表は、24日の準々決勝でベトナム代表と対戦する。
グエン・コン・フオン
ヨルダン戦で貴重な同点ゴールを決めたのはベトナム代表のエースであるグエン・コン・フオン。
23歳の彼は「ベトナムのメッシ」と言われる程、国内での人気は高く、CMにも出るほどだ。
スピードとテクニックを兼ね備えた選手で2013年に行われたAFC U-19選手権2014予選では7ゴールを挙げ得点王に輝いた。
その活躍もあり、2016年にはJ2の水戸ホーリーホックに期限付き移籍。しかし、ここでコン・フオンは5試合0得点と結果を残せず、このシーズン限りで日本を去ることになる。
日本でコン・フオンが痛感したこと、それはフィジカルの弱さだった。その後、ベトナムに戻ったコン・フオンはフィジカルトレーニングを重点的に行い、スピード、テクニック、フィジカルを兼ね備えた選手となった。
今大会では4試合で2ゴールと結果を残している。
ベトナムの次の対戦相手は日本代表。コン・フオンは成長した自分の姿を日本のファンに見せるまたとないチャンスを得た。日本戦で彼がどのようなプレーをするのか注目だ。