10月18日に現役引退を発表した中村俊輔。
23日に現役最後の試合が行われました。
この試合(ロアッソ熊本vs横浜FC)を観戦する為、熊本へ行ってきました。
今回はその時の模様を写真を使ってお伝えします。
現地に行くことができなかった俊輔ファンの方は参考にしてください。
チケット完売&満員のスタジアム
まずはチケット情報から。
中村俊輔が現役引退を発表してからロアッソ熊本vs横浜FCのチケットは完売。
こちらは試合前日のJリグチケットの販売画面↑
ご覧のように完売でした。
僕がこの試合のチケットを購入したのは、試合の2日前。
当初、バックスタンド席を購入しようとしていたのですが、売り切れていたのでゴール裏のアウェイ席を購入することに。
試合当日のえがお健康スタジアム(熊本県民総合運動公園陸上競技場)の様子↑
”俊輔効果”でこの日の観客数は21,508人。
2022シーズンのロアッソ熊本のホーム最多観客数が5,472人であったことを考えると、この数字がいかにすごいことかがわかります。
試合前ウォーミングアップ
ウォーミングアップは13時20分位からスタート。
ここで中村俊輔の凄さを実感。
こちらがウォーミングアップの様子↑
ご覧のようにすごい数の報道陣。
J2の試合でアウェイチームのウォーミングアップにこれだけの報道陣が駆けつけることはまずないです。
当然、カメラは常に中村俊輔を追っていました。
シュート練習をする中村俊輔↑
余談ですが、J2最終節ということで試合前にはセレモニーがあり、スポンサー企業や熊本県知事などがスピーチをしたのですが、皆が中村俊輔へ労いの言葉をかけていました。
ホームチーム最終節のセレモニーで、相手チームの選手に言葉をかけるのは極めて異例。
試合
14時キックオフ。
ご覧のようにスタジアムは超満員で天候にも恵まれました。
この日の気温は10月下旬だというのに26℃。
半袖で観戦する人も多く見られました。
その中にはセルティック、レッジーナ、エスパニョールなど中村俊輔がかつて所属したチームのユニフォームを着て応援するサポーターの姿も。
中村俊輔はキャプテンで先発出場。
スタメンに名を連ねるのは実に564日ぶりのことでした。
背番号25は、中村俊輔が横浜マリノス入団時&セルティックでつけていたもの。
FKを蹴る中村俊輔↑
俊輔がボールをセットすると、いつも何かが起こりそうな予感がしたものです。
やはり中村俊輔のボールの蹴り方は独特ですね↑
このキックで幾度となく日本代表、そして所属チームを勝利に導いてきました。
中村俊輔は後半15分に交代。
この際、ホーム・アウェイ関係なく、スタジアムにいる人全員が長い間、拍手をしていました。
試合は3−4で横浜FCが逆転勝ち。
写真は横浜FCが4点目を決めた時のベンチの様子↑
皆が一斉に走り出す瞬間。
中村俊輔も足を引きづりながらゴールを祝福。
試合後
試合後、横浜FC一同がゴール裏の応援席へ。
皆、この日のために急遽作られたであろう「THANK YOU SHUNSUKE」のTシャツを着ています。
サポーターに挨拶する中村俊輔↑
右足を見ると出血しているのがわかります。
この日の中村俊輔はスライディングしたりと、試合開始早々から気迫溢れるプレーをしていました。
チームメイトから胴上げされる中村俊輔↑
中村俊輔がグラウンドから姿を消す時の写真↑
姿が見えなくなるまで皆がずっと拍手し続けていました。
俊輔の後ろ姿が見えなくなった瞬間、一つの時代が終焉したような気がしました。
まとめ
以上、中村俊輔の現役最後の試合観戦記でした。
前述の通り、この日のスタジアムは超満員。
ホーム・アウェイ関係なく、スタジアムの至る所から「中村俊輔」「俊輔」というワードが聞こえてきました。
試合後にはアウェイであるにも関わらず、ご覧のように大型ビジョンには中村俊輔を讃える画像が映し出されました↑
おそらく、このような現象は熊本に限らず、他の会場で行われても起こったことでしょう。
それだけ、多くのサッカーファンに愛された中村俊輔。
26年間の現役生活お疲れさまでした。