2001年のJ2チケット
先日、クローゼットを整理していたら懐かしいチケットが出てきた。
それがこちら↓
2001年のJ2チケット。
試合は鳥栖スタジアムで開催された「サガン鳥栖vs川崎フロンターレ」だ。
なんだか色々とツッコミどころが多い。
順に説明していきたい。
川崎フロンターレ
川崎フロンターレと言えば、近年はJ1で常に上位。2017年・18年に関しては2シーズン連続優勝を果たしている。
そんなチームが2001年にはJ2にいたのだ。
気になったので川崎フロンターレの昔の成績を調べて見ると、J2には2001年〜2004年の丸4年もいたようだ。
2005年に昇格以降はずっとJ1で現在に至る。
昔からのサッカーファンならば分かると思うが、川崎フロンターレは決して強いチームではなかった。
川崎と言っても以前は同じ本拠地だったヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)の方が遥かに知名度が高かった。
前述のように2001年〜2004年の丸4年間、J2にいたわけだが、これもその当時の実力相応のもので決して驚きではなかった。
そんなんチームが今やJ1のトップチームとなり、数多くのサポーターを持つのだから本当にいつ何時どのような変化が生じるのか分からないものだ。
サガン鳥栖
分からないと言えば、サガン鳥栖もそうだ。
サガン鳥栖はずっとJ2だった。
しかも常に中位を彷徨い、J1に昇格する気配すらなかった。
しかし、2011年に就任した尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督のもと、チームは覚醒。
初のJ1昇格を決める。
この時、戦力的・予算的にサガン鳥栖の一年でのJ2降格を予想する人は多かったはず。
だが、J1初挑戦となった2012年に5位と躍進すると、その後一度も降格していない(降格しそうになったことはあるが……)。
それどころか、鳥栖スタジアムに当時デルビエロが所属していたシドニーFC(2013年)やアトレティコ・マドリード(2015年)を招いてプレーシーズンマッチを行ったりと話題に事欠かない。
近年では、先日引退を発表したトーレスの他、イバルボ、クエンカなどワールドクラスの選手を獲得し注目を集めている。
一昔前までJ2にいた2チームが今ではJ1で活躍するチームに。
逆に言えば、今、J2やJ3のチームが数年後、数十年後にJ1で大旋風を起こしているかもしれない。
2001年のJ2の12チーム
因みに、2001年のJ2は下記の12チームだった。
- ベガルタ仙台
- モンテディオ山形
- 水戸ホーリーホック
- 大宮アルディージャ
- 川崎フロンターレ
- 横浜FC
- 湘南ベルマーレ
- ヴァンフォーレ甲府
- アルビレックス新潟
- 京都パープルサンガ
- サガン鳥栖
- 大分トリニータ
このシーズン、J1へ昇格したのは京都パープルサンガとベガルタ仙台の2チームだった。
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