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中国人初得点
2日に行われたリーガ・エスパニョラ第26節で今冬にエスパニョールに移籍した中国代表FWウー・レイが得点を挙げた。
これは中国人としてリーガ・エスパニョーラでの初得点。
ウー・レイの2月のデビュー戦は中国国内で4,000万人が視聴したとも言われている。そのことから、今回の初ゴールで中国国内が盛り上がっていることは言うまでもないだろう。
アジア出身者の得点
今回のウー・レイの得点でクローズアップされているのが、過去にリーガ・エスパニョーラで得点した東アジア出身選手の記録だ。
その記録をまとめると下記のようになる。
- 城彰二
- 大久保嘉人
- 家長昭博
- 乾貴士
- 清武弘嗣
- 柴崎岳
- パク・チュヨン(韓国)
- ウー・レイ(中国)
上記のように今までリーガ・エスパニョーラで得点した東アジア出身の選手は8人。その内、日本人が6人と圧倒的多数を占めている。
皮肉なことに、この得点記録はスペインでの東アジア出身選手への認知度の低さを示すものかもしれない。
見方にもよるが、通算で8人とはなんとも少ない数字だ。
近年、急成長しているアジアのサッカー。
しかし、ヨーロッパでの評価は依然として低い部分もある。
この流れを打ち破る最もインパクトある方法は、得点という結果だろう。
そう言う意味も込めて、今回のウー・レイのゴールは大きな意味を持つはずだ。
今後、リーガ・エスパニョーラで多くの東アジア出身選手が活躍し、得点者数が増ることを期待するばかりだ。