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日本vsカタール|徹底ガイド|アジアカップ決勝|2月1日決戦

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基本情報

アジアカップ決勝戦 日本代表 vs カタール代表

日時
2月1日 23:00

テレビ放送
・テレビ朝日 22:55〜
・NHK BS1 22:30〜

両チームデータ

日本 カタール
FIFAランク 50位 93位
ワールドカップ 6回(ベスト16) 出場なし
アジアカップ 9回(優勝) 10回(決勝進出) ※1

上記のカッコ内は最高成績

※1 カタール代表の今までのアジアカップ最高成績はベスト8(2000,2011大会)だった。

通算成績

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2勝4分2敗(10得点10失点)

スコア 備考
1983 0-1 親善試合
1988 0−3 アジアカップ・グループ
1994 1-1 親善試合
2000 1−1 アジアカップ・グループ
2007 1-1 アジアカップ・グループ
2008 3-0 ワールドカップ最終予選
2009 1−1 ワールドカップ最終予選
2011 3-2 アジアカップ・準々決勝

カタール代表との通算成績は勝敗・得失点共に全くの五分。

注目点は日本代表の2敗は全て80年代ということ。ここ21年もの間、日本代表はカタール代表に負けてない。

アジアカップ2019成績

日本代表 6勝(11得点3失点)

対戦相手 スコア 動画
グループ トルクメニスタン 3-2 動画
グループ オマーン 1-0 動画
グループ ウズベキスタン 2-1 動画
決勝T1回戦 サウジアラビア 1-0 動画
準々決勝 ベトナム 1-0 動画
準決勝 イラン 3-0 動画

決勝まで6戦全勝。アジアカップでは史上最多の4度優勝。今回優勝すると記録更新することになる。尚、過去4度の優勝では全て引き分けを含んでいた。決勝でカタールを破ると初の全勝優勝となる。

カタール代表 6勝(16得点0失点)

対戦相手 スコア 動画
グループ レバノン 2−0 動画
グループ 北朝鮮 6−0 動画
グループ サウジアラビア 2-0 動画
決勝T1回戦 イラク 1-0 動画
準々決勝 韓国 1-0 動画
準決勝 UAE 4-0 動画

日本と同じくここまで6戦全勝。驚くべきはその攻撃力と守備力。16得点0失点と完璧な成績。
サウジアラビア、イラク、韓国と強豪国を倒しての決勝進出。準決勝のUAE戦では完全アウェーの中、4−0の完勝。

注目選手

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アルモエズ・アリ(19番)
今大会8得点で得点ランキングトップ。グループリーグの北朝鮮戦では一人で4得点。準決勝UAE戦でも得点を挙げている。決勝でゴールすれば、一大会での得点記録を更新することになる。
スーダン生まれで子供の頃に家族でカタールへ移住。オーストリア、スペインでのプレー経験あり。22歳。180cm。

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アクラム・アフィーフ(11番)
スピードが持ち味。ドリブル時もそのスピードは落ちない。今大会は速さを活かし、何度もチャンスを演出。セビージャ、ビジャ・レアルのユースチームで育つ。ベルギー、スペインでのプレー経験あり。22歳。177cm。

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アル=ハイドゥース(10番)
キャプテンであり、カタールの精神的支柱。現在、28歳ながら既に代表キャップは100を超える。準決勝UAE戦ではGKの動きをよく見ながら落ち着いてゴールを決めた。174cm。


まとめ

決勝は、実に以外で注目すべき対戦カードとなった。

大会前にカタールが決勝まで進出することを予想する者は少なかっただろう。大会前の優勝オッズがそれを物語っていた。カタールは優勝オッズ17倍で8番人気だったのだ(日本は4.5倍で2番人気)。

2018年のカタール代表は13試合を戦い7勝2分3敗。親善試合で強豪スイスに勝ったものの、イラン、アルジェリア、イラクには敗戦。FIFAランクは93位で、それはアジアでも13番目の順位だ。

だが、カタールはアジアカップに入り急に強くなった。それは6戦全勝(16得点0失点)という記録に表れている。

カタール戦のポイントは先制点だ。準決勝で日本は同じくそれまで無失点だったイラン代表から先制した。イランはそれまでの5試合で失点するという感覚を忘れていたので一気にパニックになった。

同じことがカタールにも言えるだろう。ここ6試合無失点のカタールは失点したら、久々のその感覚に焦るだろう。だが、カタールは今大会で見た感じ、冷静でそこまで感情的になることもないようなのでイランのように一気に崩壊することはなさそうだ。日本は先制点を奪っても、その後も集中して試合の主導権を握ることが大切だ。

気をつけるべき選手はアリ(19番)とアフィーフ(11番)。

アリは試合から消えていても、要所要所でいきなり動いてはゴールを決めるタイプ。よって日本の守備陣は彼の動きが悪くなっても常に注意を払わなければいけない。

アフィーフはスピードが武器。ドリブルに入ってもスピードは落ちない。だが、それ以外にもう一点、彼には注意すべき点がある。それはシミュレーションだ。彼は大げさに倒れることが多いように見受けられる。
アフィーフはサッカー選手としては華奢な体格(69kg)。それにスピードが加われば倒された時、レフェリーから見れば吹っ飛んだようにも見えてしまう。スピードに乗った彼を止める時、特にペナルティーエリア内では注意が必要だ。

決勝では偉大な記録が生まれる可能性もある。

日本代表が勝てば史上初の5度目のアジアカップ制覇。さらには日本代表としても初の全勝優勝となる。

カタール代表が勝てば初優勝。更には無失点優勝の可能性も。アリには一大会での最多得点記録更新(9点で更新)もかかっている。

2月1日の決勝は色んな意味で目が離せない一戦になりそうだ。

因みに、決勝で対戦するこの二ヶ国は6月にブラジルで開幕するコパ・アメリカに招待国枠として出場することが決まっている。

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