本田がブレシア加入?
2018-19限りでのメルボルン・ヴィクトリーを退団する本田圭佑。本人は2020年東京オリンピックのメンバー入りを目指して次なる移籍先を模索中。
そんな中、イタリアから新しいニュースが飛び込んできた。
来シーズンからセリエAに昇格するブレシアが本田獲得に乗り出しているそうだ。
今期、セリエB優勝を決めたブレシアだが、選手は20代前半が中心。その為、来期セリエAで戦う上で経験値の高い選手を探しているそうだ。
以前、ACミランで3年半プレーした本田。その挑戦が成功だったか否かは賛否両論だが、セリエAでの経験値という意味では十分だ。しかもワールドカップ3大会連続出場という実績もある。
今年1月に長友佑都がインテルからガラタサライへ移籍したことで、1998年から続いていた日本人セリエA在籍記録は途絶えた(中田英寿氏のペルージャから続いていた)。
本田がブレシアへ移籍となると、また日本人がセリエAでプレーすることになる。
ブレシアとは?
そこで気になるのが、移籍先候補として上がっているブレシアだ。
成績の面で言うとブレシアは、そのほとんどをセリエBで過ごし、セリエAに昇格してもすぐに降格というパターンが多い。
セリエA在籍記録は2000年から2005年にかけての5シーズン連続が最高。
セリエAで一桁順位になったことは、過去に2回だけ。
それは、1965-66の9位と2000-01の8位だ。
ブレシア史上最高成績となった2000-01に関しては、世界的なある選手の活躍が大きかった。
それは、イタリアの至宝であるロベルト・バッジョ。
このシーズン、インテルからブレシアへ移籍してきたロベルト・バッジョは25試合で10ゴールという成績を上げる。
更には、ブレシアに在籍した4シーズン全てで10ゴール以上を記録。
ロベルト・バッジョと本田圭佑の共通点
そんなブレシアで活躍したロベルト・バッジョとブレシア入りが噂になっている本田圭佑には色々と共通点がある。
ACミランで不遇の時期
2人ともかつてACミランに在籍していた。
ロベルト・バッジョは2年、本田圭佑は3年半。
お互いに期待されて入団したものの、思うような結果を出せなかったという点も共通している。
ワールドカップ3大会出場&ゴール
二人ともワールドカップには3大会連続出場している。
ロベルト・バッジョは1990・94・98。本田圭佑は2010・14・18。
更にはその全ての大会で二人ともゴールを記録している。
33歳
ロベルト・バッジョがブレシアに加入したのは33歳の時だった。
現在、本田圭佑は32歳。誕生日が6月13日であることを考えると、ブレシアに加入する時には33歳になっているはずだ。
ピークを過ぎた選手としてブレシアに入団したロベルト・バッジョ。その後、見事に輝きを取り戻して復活した。
本田圭佑もそのようになれるのだろうか? そして、念願の五輪行きのチケットを手にすることができるのだろうか?