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コパ・アメリカ2年連続開催の理由
アルゼンチン・コロンビアで共同開催となる次回のコパ・アメリカにオーストラリア代表、カタール代表が招待国として参加することが発表された。
このニュースはスポーツ関連の記事で大々的に報じされたので既にご存知の方も多いはず。
そして、招待国と共に次回のコパ・アメリカ開催年を見てびっくりした人も多いのではないか。
なんと次回のコパ・アメリカ開催は1年後の2020年なのだ!
コパ・アメリカと言えば、「4年ごとに開催」「奇数年に開催」の大会のはず。
来年開催されるきっかけとして、2016年大会が大きく関わっているそうだ。
っとここで2016年という偶数年が出てきて、またまた混乱してしまう。
今回は、これらのことを詳しく解説。
2016年開催が転機
前述のように4年ごとに奇数年に開催されてきた近年のコパ・アメリカ。
その中で例外的に偶数年に開催された大会がある。
それが2016年大会だ。
これは1916年に始まったコパ・アメリカの百周年を記念して特別に開催されたもの。開催地はアメリカで北中米のチームも参加するなどスケールアップした従来とは違った方式のコパ・アメリカだった。
なぜ、この2016年大会が転機になったのか?
それは従来のコパ・アメリカよりも収益が多かったからだ。
なぜ、収益が多かったのか?
それは選手を呼びやすかったからだ。
南米のスター選手の多くはヨーロッパでプレーする。そのヨーロッパでは南米同様に4年に一度、ヨーロッパNo1を決めるユーロ(欧州選手権)がある。
ユーロが前回開催されたのは2016年。
要は、多くのスター選手がユーロに出場し完全にクラブチーム単位ではシーズンオフの状態になっている時、ヨーロッパで活躍する南米の選手を呼びやすいのだ。
人気選手が多数出場となると、自然と大会自体も盛り上がる。
そのユーロの次回開催は2020年。
つまり、コパ・アメリカはユーロと開催年を一緒にすることで、今後はより選手を呼びやすくなる訳だ。
その為、今回だけユーロと開催年を被らせるために1年後にコパ・アメリカが開催されことになる。
因みに、今後この2つの大会が開催される年はオリンピックというビッグイベントも重なる。
つまり、来年の夏はコパ・アメリカ、ユーロ、そして東京オリンピックが開催されるというスポーツ史上稀に見るイベントのオンパレードとなる訳だ。
イベント疲れをする人がいないか今から少し心配でもある。
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