ベルギーリーグでプレーする日本人
現在、ベルギー1部リーグ(ジュピラー・プロ・リーグ)では多くの日本人選手が活躍している。
その数、なんと10人。
内訳を下記にまとめてみた。
選手名 | 備考 |
伊東純也(KRCヘンク) | アジアカップ2019日本代表 |
植田直通(サークル・ブルッヘ) | 日本代表 |
豊川雄太(KASオイペン) | 元日本U23代表 |
森岡亮太(シャルルロワSC) | 元日本代表 |
冨安健洋(シント=トロイデン) | アジアカップ2019日本代表 |
遠藤航(シント=トロイデン) | アジアカップ2019日本代表 |
鎌田大地(シント=トロイデン) | アジアカップ2019日本代表 |
関根貴大(シント=トロイデン) | 元浦和レッズ |
木下康介(シント=トロイデン) | スウェーデンでプレー経験 |
小池裕太(シント=トロイデン) | 流通経済大学から加入 |
上の表を見たら分かる通り、現在ベルギー1部リーグでプレーする日本人選手のほとんどは日本でも名の知れた選手ばかりだ。
特に伊東純也、冨安健洋、遠藤航に関しては先日行われたアジアカップ2019でもバリバリの日本代表として活躍した選手だ。
なぜ日本人が多いのか?
なぜ日本人選手はこうも多くベルギーリーグでプレーしているのだろうか?
その理由は大きく分けて下記の3つに挙げられる。
ポテンシャル
ベルギー代表は現在、FIFAランク1位。しかし、代表レベルの選手は海外へすぐ移籍してしまう。
ベルギーのクラブは有名な選手を外から獲得しようにも資金力がない。
そこで重要になってくるのが、これから芽が出る有能な若手選手だ。彼らが活躍し、将来的に高く売れたとしたらクラブにとっては大きな利益を二重で生むことになる。
実力はあるがまだ海外での実績が少ない日本人選手はベルギーのクラブにとって絶好のターゲットになる訳だ。
更には、将来的にビッグクラブでプレーしたい、でもその前に欧州のクラブで経験を積みたいと言う日本人選手にとってもメリットはある。
つまりは両者のニーズが一致することで多くの移籍が生まれると言う仕組みになっている。
DMM
今までベルギーリーグでプレーした日本人選手の数は通算で6人しかいなかった。
しかし、現在は10人もいる。
その数字に大きな影響をもたらしているのが、シント=トロイデンと言うチームだ。
シント=トロイデンだけで日本人選手は5人もいる。
なぜ、1チームだけでそんなに多くの日本人選手がいるのだろうか?
その答えはシント=トロイデンの経営にある。
このチームの経営権を持つのは日本のDMMグループ。
日本企業が出資するからこそ、多くの日本人選手の移籍につながっているのだ。
外国人枠
シント=トロイデンのように日本人選手を1チームで5人獲得しても同時に出場できないんじゃないか?
そう思われる方も多いだろう。
しかし、ベルギーリーグには独自の面白いルールがある。
なんと外国人枠がないのだ。
正確に言うと、公式戦にベルギー国内で育成された選手を6人登録しなければならないというルールはある。しかし、特に外国人選手の保有に関しては制限がない。
以上の3つの理由によって、現在、多くの日本人選手がベルギーリーグに活躍の場を移しているのだ。
テレビ放送は?
ここまで多くの日本人選手がプレーするとなれば、当然、その活躍をテレビで見たいものだ。
日本でベルギーリーグを見るにはどうすれば良いのだろうか?
色々調べてみると、日本ではスカパー!がベルギーリーグ2018-19の放映権を独占契約しているようだ。
つまりはスカパーと契約していないとベルギーリーグでの日本人選手の活躍をライブで見れないことになる。
因みに、スカパー!の契約はネットからでも申し込み可能だ。
試合中継の番組表を見ると、確かにシント=トロイデンを中心に日本人選手が所属するチームの試合を毎節生中継している。
その他、スカパーではドイツ・ブンデスリーガ1部リーグやポルトガルリーグも中継している。
現在、ベルギーリーグで活躍する日本人選手は冨安健洋をはじめ、将来、より大きなリーグへの移籍が期待されている。
その成長を生中継でじっくりと見たいものだ。
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