たった10秒でここまで衝撃的な展開があるだろうか。
今回は少し古いが1996年のメキシコカップで起こったある一幕を紹介。
メキシコカップ準決勝のクラブ・アメリカ対クルス・アスル戦。
クラブ・アメリカ(黄色のユニ)は3−2でリードしていた。時間は後半ロスタイム。クルス・アスル(青色のユニ)のコーナーキックをしのげば試合終了だ。
クルス・アスルはGKも上がって総攻撃。クラブ・アメリカにとっては最大のピンチ。
だが、クルス・アスルの蹴ったボールはクラブ・アメリカの元へ。そこにいたのはザンビア代表のカルシャ。快足を生かしてゴールへ突進。
そのまま一人でゴール前まで。無人のゴールへドフリーでシュート。
だが、あろうことか蹴ったボールはポストへ。ショックで頭を抱え込むカルシャ。
ここで試合終了。最後にビッグチャンスを外したクラブ・アメリカだが、決勝進出を決めて大喜び(カルシャ以外は)。
尚、シュートを外したカルシャはザンビア史上最高のサッカー選手と呼ばれており、代表100試合で50ゴールを挙げた名選手だった。
その時の動画がコチラ↓