Jリーグ2019の公式試合球はアディダスのコネクト19。
その色鮮やかなデザインから、Jリーグ開幕後にボールの存在が気になっている方も多いことだろう。
今回はコネクト19の特徴、詳細をお伝えしたい。
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Jリーグ公式試合球「コネクト19」
まずはコネクト19の名前の由来から。
コネクトは「CONNECTION」 と 「NEXT」から出来た造語。
スポーツを通じて全ての人種や世代、国々が団結してほしいと言う願いが込められている。
世界のつながりをモチーフに作られたコネクト2019はJリーグ公式試合球としてだけではなく、2019年FIFA主要大会公式試合球としても使われている。
デザインは1998年のFIFAワールドカップフランス大会公式試合球トリコロールにインスピレーションを受けている。
コネクト19の特徴
コネクト19の特徴をまとめてみた。
- サーマルボンディング(熱接合)製法
- アディダス独自の新形状・6枚均一パネル
- 縫い目の無い表皮構造
- どこを蹴っても同一の反発力
- 正確なパスやシュートが実現
- 高いボールバランスと飛行安定性
サーマルボンディング製法とは、ボール表面の人工皮革パネル同士を熱で圧着接合する製法。
接合部分が完全に密着し、隙間や縫い目がないため、ボールの吸水性は5分の1に。そのため、雨の日などにボールが水分を含んで急に重くなるといった恐れもない。
継ぎ目が無いことにで、ボールの真球性も格段にアップし、ボールのどこを蹴っても同一の反発力を得られるようになった。
従来の手縫いのボールと違うその技術の高さからサーマルボンディングのボールは、21世紀のサッカーボールとも言われている。
コネクト19の特徴を知っておけばJリーグを見る際、より一層楽しめるかもしれない。