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まとめ
5回に渡り、特集した4年間での日本代表メンバーの移り変わり。
ワールドカップ直後の初陣 → 4年後のワールドカップに残った選手のデータを表にしてみた。
期間 | 残ったメンバー | パーセント | ワールドカップ成績 |
1998 → 2002 | 7人 | 30% | 決勝トーナメント進出 |
2002 → 2006 | 13人 | 56% | グループリーグ敗退 |
2006 → 2010 | 5人 | 21% | 決勝トーナメント進出 |
2010 → 2014 | 9人 | 39% | グループリーグ敗退 |
2014 → 2018 | 9人 | 39% | 決勝トーナメント進出 |
※表の年代を押すと、特集ページへジャンプ
ここで注目すべきは赤い数字だ。残ったメンバーが少ない時ほど、決勝トーナメントへ進出している。
逆に初めからメンバーが固定されていて驚異の56%という数字を残した06年はグループリーグ敗退となっている。
常に目まぐるしくメンバー争いがある方が、選手は危機感があって成長していくのだろうか?
またもう一点、気になる共通点があった。
それは
- 前評判が良ければ、グループリーグ敗退。
- 前評判が悪ければ、決勝トーナメント進出。
06年、14年の日本代表の評価はすこぶる高かった。だが、蓋を開けるとグループリーグ敗退。
逆に10年、18年は代表への評価は低かった。怒りを通り越して諦めの境地に入っていた人もいたのではないか? しかし、蓋を開けてみるとまさかの快進撃で決勝トーナメント進出。
これらのことをまとめるとワールドカップで好成績を出した大会には下記2つの共通点がある。
❶ポジション争いが熾烈だった
❷周囲からの期待が低かった
❶は良いとして、❷は少し気にかかるところだ。今後のワールドカップでは周囲の期待が高く、尚且つ期待に応えてくれる日本代表を見たいものだ。
2018→2022年
既に2022年カタールワールドカップへの初陣は切った。
今回選ばれたメンバーのうち、どれだけ4年後残っているのか? そして、どれだけ新しい選手が出てくるのか?
楽しみである。
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初戦
- 日時: 2018年9月11日
- 対戦: コスタリカ代表
- 場所: 吹田スタジアム
- 結果: 3−0(Goal→佐々木翔、南野拓実、伊東純也)
GK
東口順昭
権田修一
シュミット・ダニエル
DF
槙野智章
佐々木翔
車屋紳太郎
遠藤航
室屋成
植田直通
三浦弦太
冨安健洋
MF
青山敏弘
山口蛍(→守田英正)
大島僚太(→天野純)
伊東純也
中島翔哉
南野拓実
三竿健斗
伊藤達哉
堂安律
FW
小林悠
杉本健勇
浅野拓磨
※山口、大島はケガのため不参加
※天野純、守田英正が追加招集
※杉本はケガのため離脱