6月14日に開幕するコパアメリカ2021の開催地が、開幕2週間前に変更になりました。
開催地は当初予定されていたコロンビア・アルゼンチン共同開催から、ブラジル単独開催へ。
今回は、
- 開催地変更までの流れ
- ブラジルのコロナ感染者数データ
をお伝えします。
ブラジルのコロナ状況は必見です。
非常に危険な状況です。
コパアメリカ2021開催地変更
コパアメリカ2021は開幕まで2週間を切った状態で開催地がブラジルへと変更。
下記は、流れ&理由になります↓
- 5月20日 コロンビア 反政府デモの激化で中止
- 5月30日 アルゼンチン 新型コロナウイルス感染拡大を理由に中止
↓
- 5月31日 ブラジル単独開催が決定
ブラジルはコパアメリカ2019のホスト国。
その時の実績・インフラ面が評価され、急遽、ホスト国に選ばれました。
ブラジルの新型コロナ状況
ここで気になるのが、ブラジルの新型コロナ感染者の状況。
アルゼンチンは新型コロナウイルスの感染拡大を理由にコパアメリカ開催を中止しました。
でも、ブラジルの方が新型コロナの感染者が多いんじゃないの?
そう思い、データで調べてみました。
こちらが最新データ↓
アルゼンチンの感染者数は378万人。
死亡者数は7万8千人。
ブラジルの感染者数は1650万人。
死亡者数は46万人。
数字を見るとわかる通り、桁違いにブラジルの感染者・死亡者数の方が多いです。
アルゼンチンがコパアメリカ開催を見送った理由は、新型コロナ感染拡大を防ぐため。
そして、替わりに開催することになったブラジルの方がもっと深刻な状況。
なんとも皮肉な流れです。
ちなみにブラジルはコロナ感染者数世界3位。
表を見るとわかる通り、4位のフランスに大差をつけての3位です。
コパ・ブラジル開催でコロナ感染拡大
この状況下でブラジルで国際大会を開催するのは非常に危険なことです。
コパアメリカに出場する国は10カ国。
代表選手の多くは、世界でプレーしています。
つまり、
ブラジルに世界中から多くの人が入国・出国
することになるのです。
いくら選手がコロナケアをしていたとしても、大会期間中は現地スタッフと接することがあるでしょう。
そこでの新型コロナ感染は、世界に拡がっていくことを意味ます。
6月14日に開幕するコパアメリカ2021。
どのような大会になるのでしょうか?
様々な面で注目です。