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コパ・リベルタドーレス決勝2018|ボカvsリーベル・プレート

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コパ・リベルタドーレス決勝2018

ボカvsリーベル・プレート

  • 第1戦(11月11日) ボカのホーム(2−2)
  • 第2戦(12月9日) サンティアゴ・ベルナベウ(1−3) ※1−1のまま延長戦

2戦合計5−3でリーベル・プレートが優勝。12月12日に開幕するクラブワールドカップに南米代表として出場。南米王者の初戦は12月19日1:30(日本時間)に行われる。

第1戦、第2戦の模様、試合が延期になった経緯は下記参照。

第1戦

ボカ vs リーベル・プレート(2−2)

11月11日(日)kickoff @ボンボネーラ(ボカのホーム)

【得点者】
1−0 34分 アビリャ(ボカ・ジュニオルス)
1−1 35分 プラット(リーベル・プレート)
2−1 45+1分 ベネデット(ボカ・ジュニオルス)
2−2 61分 イスキエルド(OG)(リーベル・プレート)

 

第2戦

リーベル・プレート vs ボカ(3-1)

12月9日(日) 19:30(日本時間28:30)kickoff @サンティアゴ・ベルナベウ

【得点者】
1-0 44分 ベネデット(ボカ・ジュニオルス)
1-1 68分 プラット(リーベル・プレート)
2-1 109分 キンテロ(リーベル・プレート)
3ー1 120+2分 マルティネス(リーベル・プレート)

 

試合延期の経緯

試合前にボカ選手団を乗せたバスが襲撃される。

ボカ側に数名の負傷者が出る。催涙ガスで体調を悪くする選手も。

一時は延期試合は11月26日5:00(日本時間)と発表されたが、上記の理由からボカ側に不利と判断され、これも延期に。


▲バス襲撃時の模様。画質は粗いが、物が投げ込まれ窓が割れる瞬間が分かる。

試合日程は11月27日(現地時間)に行われる会合で決められる予定。現時点では12月8日の開催が有力。
また開催候補地としてイタリア・ジェノバが出ているそうだ。ジェノバは文化的に両チームの本拠地ブエノスアイレスと深い結びつきがある。ジェノバの自治体は両チームの会長に既に開催地として正式にオファーを出したようだ。
現実的に考えると距離的に離れ過ぎていてありえない案だ。だが、現在はそのありえない案が出てくるまでに深刻な事態に陥っている。国内で開催すると危険な為、国外開催も十分に考えられる。27日に行われる会合でも国外開催の可能性は除外せずに行われるようだ。

27日の会合の結果、決勝第2戦は12月8日or9日にアルゼンチン国外で行われることが発表された。しかし、ボカの会長は一度はこの案に合意したものの、その後撤回。試合を行わずにボカの優勝とするように南米サッカー連盟に訴えている。

12月9日19:30(日本時間28:30)にサンティアゴ・ベルナベウ(スペイン)で開催されることになった。サンティアゴ・ベルナベウはクラブワールドカップに出場するR・マドリードのホームスタージアム。
リーベル・プレートには今回の件で40万ドルの罰金&2試合の無観客試合が課せられることになった。


一旦落ち着いたように見えたが、リーベルは12月1日にスペイン開催を公式表明で拒否。理由は下記の3点。

①(アルゼンチン国内で)チケットを購入していたサポーターに対して失礼
②アルゼンチンのチーム同士の歴史的なゲームを国外で行うことが理解できない
③暴力的なサポーターがアルゼンチンのクラシコを妨害するかもしれない

負傷選手を出したボカが言うならまだしも、リーベルが言うとは如何なものかという意見が大半だろう。もし、このままリーベルが断固としてスペイン開催を拒否したならば、最初にボカ側が提案していた不戦勝というのも現実味を帯びてくるかもしれない。

ボカ、リーベル共に既にマドリードに到着。試合は予定通り、12月9日に行われる。

コパ・リベルタドーレス優勝チームは12月12日に開幕するクラブワールドカップに南米王者として出場する。南米王者の初戦は12月18日に行われる。ボカ、リーベル・プレートどちらが優勝してもクラブワールドカップに影響が出るのは必至だ。

 

負傷・体調不良

パブロ・ペレス(MF/キャプテン)

ガラスの破片で左目の角膜を負傷。腕も負傷する。
上記写真はボカのチームドクターが自身のインスタグラムにアップしたもの。

ゴンサロ・ラマルド(MF)
パブロ・ペレス同様にガラスの破片で右目を負傷。

カルロス・テベス(MF)
催涙ガスで涙が止まらず、体調不良。