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ヴェンゲル監督が神戸に?
J1ヴィッセル神戸が、かつてアーセナルで黄金時代を築いたヴェンゲル監督に2年半契約で年俸400万ユーロ(約4億9000万円)の正式オファーをしていることが分かった。
既にヴィッセル神戸の三浦淳寛スポーツダイレクター、平野孝アカデミー部長兼スカウト部長が渡欧して具体的な交渉に入っていると言う。
条件面が合えば、最短で6月にもヴィッセル神戸のヴェンゲル監督が誕生する可能性がある。
ヴェンゲル監督と日本
ヴェンゲル監督といえばアーセナルで22年もの間指揮をしたことで有名だが、日本とも非常に縁が深い。
実は94年12月〜96年9月の間、名古屋グランパスの監督をしていたのだ。
その時の通算成績は56試合で38勝18敗(当時のJリーグに引き分けはなく、決着がつくまで試合をしていた)。
ヴェンゲル就任当初、名古屋グランパスは不振に陥っていたが、チームを立て直すことに成功すると天皇杯優勝までチームを押し上げた。
また、当時、日本のサッカーに馴染めずスランプに陥っていたストイコビッチを立ち直らせたことでも有名。極度の不振に陥り、いつ帰国するか分からなかった状態のストイコビッチだが、その後はリーグMVPを取るなどの大活躍。結局、日本には7年間もいた。
現在、VIP(ヴィジャ・イニエスタ・ポドルスキー)と言うスター選手を抱えながらも結果が出せてないヴィッセル神戸。
ヴェンゲル監督が来たら、ストイコビッチの時のように再びVIPは輝きを取り戻せるのだろうか?