今回のテーマは、ユーロ歴代初優勝国。
そこには意外なデータがありました。
ユーロ歴代優勝国
いきなりですが、こちらはWikipediaから拝借したユーロ優勝国のデータです↓
ヨーロッパNo1を決める大会であるユーロ。
その歴史はそこまで古くなく、第一回大会が開かれたのは1960年のこと。
コパアメリカ（1916年〜）やワールドカップ（1930年〜）に比べると、ユーロは比較的新しい大会になります。
ユーロ歴代初優勝国
さて、ここからが本題。
もう一度先ほどの表を見て頂きたいのですが、ユーロの歴史が浅いこと以外に何かもう一つ気づきませんか？
そう、優勝国が多いんです。
今までユーロで優勝したのは10ヶ国。
そのうち複数回優勝したことがあるのは3ヶ国（ドイツ3回、スペイン3回、フランス2回）だけなんです。
あのイタリアでさえユーロではまだ一回しか優勝したことがありません。
これだけ優勝した国が多いということは、初優勝回数も多いということ。
ということで、前述の複数回優勝もカウントした初優勝国が生まれた大会を並べてみました↓
- 1960年
- 1964年
- 1968年
- 1972年
- 1976年
- 1984年
- 1988年
- 1992年
- 2004年
- 2016年
ユーロは今まで15大会開催（2020大会はカウントしない）されているのですが、そのうち何と10大会で初優勝国が誕生しているんです。
ちょっと強引な計算になりますが、ユーロで初優勝国が誕生する確率は約67%になります。
ユーロ初優勝国まとめ
これだけユーロで初優勝国が誕生しているということは、それだけ欧州のレベルが拮抗しているということでしょう。
出場するチームは元々レベルが高いだけに、たとえ前評判が良くなくても、短期間の大会でリズムに乗れば一気に優勝なんてこともあり得ます。
たとえば、ギリシャ（2004年）、デンマーク（1992）のように。
ユーロ2020出場国の中でまだ優勝経験のないチームは下記の通り↓
- トルコ
- ウェールズ
- スイス
- フィンランド
- ベルギー
- ウクライナ
- オーストリア
- 北マケドニア
- イングランド
- クロアチア
- スコットランド
- スウェーデン
- ポーランド
- ハンガリー
※チェコ、スロバキア、ロシアは、チェコスロバキア、ソ連が優勝経験がある為、カウントせず。
ユーロ2020出場の24チーム中14チームが優勝経験なしです。。
サッカーの母国イングランドがユーロで優勝したことがないのは意外ですね。
優勝経験のないチームの中でも特に注目なのはベルギー。
ベルギー代表は史上最強とも呼ばれ、優勝する実力は十分にあります。
果たしてユーロ2020で11ヶ国目の初優勝国は誕生するのでしょうか？
注目です。
ユーロダイジェスト
ユーロ2020全試合の日程＆結果↓
