中島翔哉、カタールへ
中島翔哉(24)のカタール1部リーグ・アルドゥハイルSCへの移籍が正式に決まった。
移籍金は3500万ユーロ(約43億7500万円)とも言われており、今まで日本人最高額だった中田英寿の約32億円(2001年/ローマ→パルマ)を超える見通しだ。
2017年8月に移籍したポルティモネンセでは加入シーズンにリーグ戦29試合で10ゴール12アシストと大活躍。
今季はここまで13試合5ゴール6アシストと好調を維持していた。
この活躍から欧州の主要リーグへの移籍が以前から噂されていた中島だが、新天地はカタールと日本人にとってあまり馴染みのない国となった。
その為、今回の移籍に戸惑いを感じるファンも多いはずだ。
カタールリーグとは一体どんなリーグなのか?
中島が移籍するアルドゥハイルSCとは?
詳しく調べてみた。
カタールリーグとは?
創設は1963年。
2008年9月にプロリーグが発足。
プロ化してまだ10年とその歴史は浅い。
1部リーグはカタール・スターズリーグと呼ばれている。
国際サッカー歴史統計連盟が発表した世界リーグランキング(2018年度)では、カタール・スターズリーグは71位だった(Jリーグは31位)。
2018-19シーズンのカタール・スターズリーグのチーム数は14チーム。
豊富なオイルマネーを背景に世界のビッグネームを次々と獲得。
以下は、かつてカタールでプレーした主な名選手たち。カッコ内はプレーした期間。
- ロマーリオ(2003)
- カニーヒア(2003-04)
- イエロ(2003-04)
- バティストゥータ(2003-2005)
- デュガリー(2004−05)
- デサイー(2004-06)
- ワンチョペ(2004-05)
- ジブリル・シセ(2013)
現在はスナイデル、シャビ、ガビ、デ・ヨング、エトーなどがプレーしている。
カタールリーグの特徴は上記のスター選手の他、中東諸国の有望な選手が多数プレーしている点。
有名所で言うと、以前はイラン代表のアリ・ダエイやカリミ、イラク代表のマフムード等がカタールでプレーしていた。
アルドゥハイルとは?
中島翔哉が移籍したアルドゥハイルSCとはどういうチームなのであろうか?
ホームタウンはカタールの首都ドーハ。
創設は1938年。
前身は警察のサッカークラブだった。
2009年にカタール2部リーグで優勝し、初の1部昇格を決める。
その際にチーム名をレフウィヤSCに改名。
2016-17シーズン後に同じドーハを本拠地とするアル・ジャイシュ・ドーハを併合し、チーム名を現在のアル・ドゥハイルSCへと改名した。
成績
2010年に初めてカタール・スターズリーグ(カタール1部リーグ)へ昇格。
その後、リーグでは8シーズンのうち6度も優勝している。
2017-18シーズンには史上初の無敗優勝を果たした。
ACLには過去7回出場。最高成績はベスト8(2013,15,18の3回)。
ホームスタジアム
アルドゥハイルのホームスタジアムはアブドゥッラー・ビン・ハリーファ・スタジアム。
サッカー専用で収容人数は12,000人。
2013年にオープンしたばかりの新しいスタジアムだ。
このスタジアムでは2016年にAFC U-23選手権の決勝・日本代表対韓国代表戦が行われた(試合は日本が3−2で勝利し優勝)。
この時の日本U23代表には中島翔哉がおり、この試合では先発フル出場している。
歴代所属選手
ウルグアイからカタールへ帰化し日本戦でもゴールを奪ったセバスティアン・ソリアは2012-2015に所属し、64試合42ゴールという結果を残した。
その他、コートジボワール代表でも活躍したバカリ・コネが2010-12に所属し、37試合14ゴールという結果を残した。
現在のチーム
現所属選手
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アルモエズ・アリ
アジアカップ2019決勝の日本戦でオーバーヘッドを決めた選手。
アジアカップでは9得点を挙げ、一大会での得点記録を更新。
今後が期待される選手だ。
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メディ・ベナティア
モロッコ代表としてワールドカップ2018にも出場。
ユヴェントスでは2016年からプレー。
今冬の移籍マーケットでマンチェスター・ユナイテッドのオファーを蹴ってアル・ドゥハイルSCへ加入。
監督
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ルイ・ファリア
ポルトガル出身の43歳。
過去にレアル・マドリード、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドでアシスタントコーチの経験あり。
モウリーニョ監督の右腕として絶対的な信頼を得た人物だ。
アル・ドゥハイルSCでは2019年1月から指揮をとる。
過去にアシスタントコーチ、フィットネスコーチの経験はあるが、監督業は初となる。