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VARはテレビ中継の大敵? その理由とは?

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コパ・アメリカでのVAR

現在、ブラジルで開催されているコパ・アメリカ。

今回のコパ・アメリカでは、とにかくVAR判定が目立つ。

例えば、開幕戦のブラジル代表対ボリビア代表戦ではVAR判定でブラジルにPKが与えられた。

その他、ウルグアイ代表対エクアドル代表戦ではVAR判定が多発。その度に試合の流れが止まる為、会場からはブーイングが出るほどだった。

大きな大会を境目に価値基準が変わることはよくあること。

今回のコパ・アメリカ後、VAR判定が今まで以上に導入されるケースが目立ってくるかもしれない。

VARとテレビ中継

そうなると困るのがテレビ局だ。

VAR判定で数分消費されるのはよくあること。

判定にかかった時間は、アディショナルタイムに加算されることになる。

コパ・アメリカでVAR判定が行われたブラジル代表対ベネズエラ代表戦では後半アディショナルタイムが9分、アルゼンチン代表対パラグアイ代表戦では7分だった。

あくまでも日本の場合だが、通常、サッカーのテレビ中継枠は2時間。

前述のアルゼンチン代表対パラグアイ代表戦は、キックオフが日本時間で朝9時半。試合終了は11時29分だった。

コパ・アメリカ2019はDAZNが独占配信。ネット配信のため、放送時間は少々融通が利く。

しかし、これがテレビ放送となるとCMを入れなければならないし、次の番組のこともあるしでややこしくなる。

サッカー中継は、野球中継と比べて終了時刻が予測できるというメリットが放送関係者にはあったはず。

VAR判定が今後頻発するとなると、この予測も不確かなものになる。

どうやらVAR判定はピッチ上だけでなく、各方面にも大きな影響を与えることになりそうだ。

 


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