プチVAR続出のコパ・アメリカ|今後、主流になるのか?

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コパ・アメリカでプチVAR続出

連日、熱戦が繰り広げられているコパ・アメリカ。

今大会、一際目を引くのがプチVARだ。

プチVARとは、私が勝手に命名したもので、もちろん世の中には浸透してない。

勝手に名付けたVARを解説すると下記のようになる。

  • ガチVAR → 主審がスクリーンを見て確認
  • プチVAR → 主審はスクリーンを見ることなく、音声のみで判断

今回、実にこのプチVARが多いのだ。

コパ・アメリカを視聴されている方は、主審が耳に手をやり音声でのVAR判定結果を待つシーンをよく目にすることだろう。

主審の存在意義

ここで問われるのが主審の存在意義だ。

主審とは良い意味でも悪い意味でも絶対的な存在。

”俺が下した判定だ”と言わんばかりの自信ある態度が求められる。

逆に言えば、そうでなければ審判は務められないものだと思う。

しかし、今大会に関してはちょっとしたプレーでも審判が耳に手を当て判断を待つシーンが多いのだ。

その度に審判は、手でプレーを止めるジェスチャーをする。

テレビ越しに見ていてもリズムが崩れるだけに、実際に会場にいるファン、ましてやプレーする選手のリズムが崩れるのは言うまでもないことだ。

しかも、それで自分たちにとって不利な判定結果が出たら心理的効果も大きいことだろう。

流れの中から不利なジャッジが出るのと、一旦流された後に不利なジャッジが出るのとでは意味合いが違ってくる。

VARの変化

VARが導入された当初、判断基準は主審でVARは試合を決定づけるような時のみ、あくまでも参考程度の存在だった。

しかし、今大会を見る限り、主審はことあるごとにVARで確認している。

主審の存在意義が問われかねない状況だ。

一つの大きな大会を境に、世の中の価値基準が変わるのはよくあることだ。

今後、世界各地のサッカーの試合でことあるごとに主審がプレーを止め、VARの指示を仰ぐ光景が見られるようでは選手・ファン共に良い心地はしないだろう。

まるで映画を見ている最中に、ちょっとした解説が入るようなものだ。これでは白けてしまう。

試合を見る人は、スリリングな展開を期待している。

そのスリリングな試合展開は流れの中から生まれる。

VARについて今一度、深く考える時期が来たと言っても良いだろう。


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