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20年以上前のサッカートレカを一挙公開! 突っ込みどころ満載

サッカートレカ
先日、家のクローゼットを整理していたら大量のサッカートレカが出てきた。

そのほとんどが20年以上前の年季あるもの。

今の時代に改めて見てみると、驚きや突っ込みたくなる点が多々あった。

今回は、その点を中心に特に気になったカードを紹介していきたい。

ペプシコーラのトレカ

ペプシカード
2000年代前半だろうか、ペプシコーラは数多くの有名サッカー選手をCMに起用し、自社製品をPRしていた。

このペプシカードもその一環だろう。

上記の写真にあるペプシカードは1袋につきカード3枚。

ご覧のようにカードがキラキラしているのが特徴。

見返したところ、ベッカム、ビエリ、ミヤトビッチ、アスプリージャのカードが入っていた。

パッケージの裏側の値札シールを見たところ、1袋600円だった。一枚200円という計算になる。高い!

因みに、私は当時、ペプシのユニフォーム姿のベッカムTシャツを持っており、それを好んで普通に外を出歩いていた。今考えると少し恥ずかしい。

下記はサッカー選手が出ているペプシコーラのCM。

どれもシリアス。

おそらく現在の日本ならば、放送禁止になることだろう。

時間に余裕のある方は、ご覧ください。

チーム専用トレカ

サッカートレカ

当時のイタリアサッカー人気を感じさせるものだ。

なんとインテル、ローマ専用のカードが売られていたのだ(おそらく他の有名チームのもあったはず)。

特徴は当時在籍していた選手のみならず、そのチームにかつて在籍したレジェンドのカードもあること。

まさにインテル、ローマファンにとってはたまらないカードだ。

ローマのカードはシールになっている。

ワールドカップのトレカ

サッカートレカ
1994年アメリカワールドカップと1998年フランスワールドカップのトレカもあった。

98年のトレカを見ていただけば分かる通り、そこには中田英寿のカードが。おそらくはキリンカップの時の写真。

この時、まだ中田はペルージャへ移籍しておらず、ベルマーレ平塚でプレーしていた。

そのことを考えると、国内組でありながら世界のサッカートレカに出るとはすごいものだ。

94年のトレカには一つだけ銀色でキラキラ輝くカードがある。

これはイングランド代表ポール・ガスコイン。

トレカの価値にはあまり詳しくないが、お宝か……? 気になるところだ。

日本人選手のトレカ

サッカートレカローマの中田英寿、ヴェネツィアの名波浩。

二人の日本人選手のサッカートレカだ。

この2選手のその後は対照的だった。

中田英寿がローマ・パルマを始めセリエAの5チームを渡り歩いたのとは対照的に、名波浩はヴェネツィアの1チームだけ。

しかも、そのヴェネツィアはセリエBに降格し、名波自身は1年のみの在籍だった。

当時、ヴェネツィアの試合は日本でも地上波で深夜帯に録画放送されていた(時々だったが)。

そこで名波のプレーを見る限り、セリエAでも十分通用するように思えただけに、その点は少しばかり残念だ。

今思うと◯◯な選手

サッカートレカ
ここからは今思うと◯◯な選手特集。

画面左上から時計回りに解説していきたい。

ペッキア

まずはペッキア。

ペッキアは決してスター選手ではなかった。しかし、地味なプレーながらも所属するチームでは重要な役割を果たした。

サッカーを知る人であれば、覚えている選手だ。

そのペッキア、2019年にJ2アビスパ福岡の監督に就任したのだ。

残念ながら結果を出せず、家庭の事情ということで6月に退任したのだが、このカードを初めて見た時、まさかペッキアが日本で監督をするなんて思ってもいなかった。

世の中、分からないものである。

因みに、ペッキアは現在、ユベントスのユースチムの監督をしているそうだ。

ジダン

これはジダンがユベントスでプレーしていた頃のカード。

ジダンはユベントスで1996〜2001年の間プレー。

その後、レアル・マドリードへ移籍し、更にその名声を高めることになる。

今思うと、このカードはセリエAの栄光と衰退を象徴するものに見える。

このトレカが発行された97年、セリエAは世界最高リーグと呼ばれていた。

しかし、2000年代前半、そうジダンがレアル・マドリードへ移籍(2001年)した辺りから、有名選手が次々とセリエAから流出するようになった。

かつては世界最高リーグと呼ばれたセリエAは現在、プレミア、スペイン、ブンデスに追い抜かれた状態だ。

また以前のようにセリエAが盛り上がることはあるのだろうか?

サネッティ

これは97年のサネッティの写真。

この時、移籍が多いサッカー界で彼が10年以上インテルに在籍すること思った人はどれくらいいただろうか?

後に彼がインテルで日本人選手(長友佑都)と共にプレーすると思った人はどれくらいいただろうか?

本当にサッカー界、そして未来は読めないものである。

サネッティは結局、インテルに1995年〜2014年と20年もの間在籍した。

インテルのレジェンドの名にふさわしい人物だ。

現在はインテルの副会長を務めている。

ブッフォン

わずか17歳でパルマにてセリエAデビューを果たしたブッフォン。

その後、2001年にパルマからユベントスへ移籍したのだが、サネッティ同様、そこからが長かった。

ブッフォンは2001年から2018年までユベントスでプレーしたのだ。

ユベントスがセリエBに落ちてもチームを離れることはなかった。

2018-19はパリ・サンジェルマンへ移籍したものの、2019年にユベントスへ復帰。

41歳となった今でも現役だ。

17歳でデビューした頃、イタリアにすごい若いGKがいると話題になったが、まさか20年以上経った今でも現役、しかもトップレベルにいるとは想像できなかった。

まとめ

以上、20年以上前のサッカートレカの情報でした。

楽しんでいただけたでしょうか?

普段は迷わずにものをどんどん捨てるタイプの私ですが、こればかりは取っておいてよかったです。

同じカードでも、見る時によって見方は変わるもの。

懐かしいカードを見ていてサッカーの移り変わりの激しさを感じました。

合計でサッカートレカは100枚ほどあったのですが、その中で現在もプレーしている選手は前述のブッフォンだけ。

それ以外の選手は全て現役引退。

サッカー選手の寿命の短さ、そして移り変わりの激しさを感じるばかりです。

このサッカーカードは今後も大事に取っておき、何かある節にまた見返していきたいと思っています。