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20年前のパリ・サンジェルマン試合観戦記|スタジアム写真|チケット

パリ・サンジェルマンメッシ獲得などで現在、世界で最も注目を集めているチームパリ・サンジェルマン

このパリ・サンジェルマン、昔はかなり地味なチームだったことをご存知でしょうか?

実は私自身、一度、パリ・サンジェルマンの試合観戦をしたことがあります。

それは20年前の2001−02シーズン

ホームスタジアムは今と同じパルク・デ・プランスだったのですが、そこには今とは違うパリ・サンジェルマンがありました。

写真を交えて20年前のパリ・サンジェルマン試合観戦記をお伝えしていきます。

パリ・サンジェルマンのチケット入手法

私が試合観戦したのはリーグアン2001−2002のパリ・サンジェルマンvsセダン

その時の実際のチケットがこちら↓

パリ・サンジェルマン
ユニフォームメーカーNIKE、当時の胸スポンサーOPELが表示されており、少しスポンサー色を感じるチケットですね。

チケットの価格は、メインスタンド2F席で26ユーロ

当時のルートが115円/ユーロくらいだったので、大体3000円といったところでしょうか。

そこまで高額ではありませんでした。

気になるチケット入手法ですが、この頃は普通にスタジアムで当日券が買えました

この時代のパリ・サンジェルマンは知名度こそ高かったものの、今のような銀河系軍団ではなかったのでそこまで注目されるチームではなかったのです。

スタジアムの外観

それでは次にスタジアムの外観を。

パルク・デ・プランスこちらがパルク・デ・プランスの外観

個人的には外観の色、デザイン、雰囲気が非常に国立代々木競技場第一体育館に似ているなと感じました。

スタジアムの下にトンネルがあったのも衝撃でした。

試合観戦記

それではいよいよ試合観戦の模様を。

パリ・サンジェルマンこちらがパリ・サンジェルマンvsセダンの試合↑

ご覧のように空席がちらほら見られます。

この時代のパリ・サンジェルマンに在籍していた主な選手はこちら↓

  • GK リオネル・レティジ
  • DF ガブリエル・エインセ
  • DF マウリシオ・ポチェッティーノ
  • MF オーガスティン・オコチャ
  • MF ミケル・アルテタ
  • MF エドゥアール・シセ
  • MF ロナウジーニョ

渋いメンバーですね。

この時代のパリ・サンジェルマンは今ほどお金がなかったのですが、すごく特徴のある選手を集めていました。

ポチェッティーノは現在、パリ・サンジェルマンの監督をしているあのポチェッティーノ。

オコチャはあのナイジェリア代表のテクニシャン。

エインセはこの後、マンチェスター・ユナイテッドに移籍し、一気に知名度を高めることになります。

このシーズンの注目株は何と言ってもロナウジーニョ

その後、ロナウジーニョはバルセロナに移籍して世界的なプレーヤーになります。

パリ・サンジェルマンはロナウジーニョにとって欧州で始めてのクラブチームでした。

ちなみに、私が観戦したこの試合には、あいにくロナウジーニョは出場していませんでした。

パリ・サンジェルマン
こちらは当時の欧州サッカーでよく見られた発煙筒↑

昔はなんとなくかっこいいなと思っていたのですが、今思うと普通に危険ですよね。

発煙筒をピッチに投げるサポーターもいるわけですし・・・・。

このような悪しきサッカー文化は日本には入ってきてほしくないものです。

パリ・サンジェルマン
パルク・デ・プランスで一番気になったのが、こちらの大画面

大画面といえばゴール裏にあるというのが一般的。

それがコーナー付近にあるものだから驚きでした。

しかし、慣れてきたら意外とコーナー付近の方が見やすいなと思ったりもしました。

パリ・サンジェルマン試合観戦まとめ

今でこそ世界的なビッグクラブになったパリ・サンジェルマンですが、その歴史は非常に浅いものです。

チーム設立が1970年とヨーロッパのクラブチームとしてはかなり新しいチームです。

しかも設立理由は、首都パリにビッグクラブがなかったため、市民のリクエストにより作られたという少し変わったもの。

私が試合観戦した2002年、パリ・サンジェルマンは知名度こそあったものの、今日ほどのビッククラブではありませんでした。

そんなチームが2010年代に金持ちのオーナーが現れると、一気に違うチームになるのだから面白いものです。

マンチェスター・シティーと同じく、お金の力って本当にすごいですね。

ここ数年、もしかしたら今後数十年は、パリ・サンジェルマンは金満クラブとして欧州の移籍市場を騒がせる存在になるかもしれません。

そう考えると、変革前のパリ・サンジェルマンの試合を観戦できたことは非常に貴重だったのではないかと思います。

ちなみに、この試合自体はあまりインパクトがなく、パリ・サンジェルマンが勝ったこと以外は、スコアも得点者も覚えていませんでした。

気になって調べたところ、この試合は3−0でパリ・サンジェルマンが勝利していました。

得点者を見ると1人気になる存在の選手がいました。

それは先制点を挙げたミケル・アルテタ

そう現在、冨安が所属するアーセナルのアルテタ監督です。

前述のポチェッティーノといい、この時のパリ・サンジェルマンには将来有名になる監督が在籍していたようです。

皆さんも昔観戦したチケットが手元にあるならば、その時のメンバーを調べてみてはどうでしょうか?

そこには意外な選手がいたかもしれません。

以上、20年前のパリ・サンジェルマンの試合観戦記でした。