サラリーキャップ制の問題で選手登録できずに、わずか一ヶ月でマラガを退団することになった岡崎慎司。
プレミアリーグで実績のある日本代表FWの元には、既に複数のチームから打診があるとの噂も。
ここで気になるのがJリーグへの復帰だ。
海外で経験を積んだ岡崎のJリーグ復帰を望む声はたくさんある。
だが、Jリーグの規則により、今シーズンの復帰は不可能なのだ。
今回は、その点について詳しく解説していきたい。
岡崎慎司がJリーグに復帰できない理由
マラガを退団して現在フリーの岡崎。
Jリーグではフリートランスファーの選手は9月15日まで獲得できることになっている。
しかし、岡崎の場合、あることが理由で今シーズンのJリーグ復帰はルール上、無理なのだ。
Jリーグの場合、フリートランスファー選手の獲得は8月16日時点でフリーという条件がある。
岡崎の場合、マラガ移籍が決まったのが7月30日。退団が決まったのが9月2日。
よって、8月16日時点ではチームに所属していたことになるので、例え、現時点で無所属でも今シーズンはJリーグのチームへ移籍することができないのだ。
必然的に岡崎は今後、出場機会を求めて海外で移籍先を探すことになる。
今回の岡崎の状況は極めて異例。
これも全てマラガのオーナーの計画性のない資金繰りが原因だ。
今年33歳になった岡崎慎司。
残りの現役生活は決して長いとは言えないだろう。
早く次のチームを探して、マインツやレスターで見せたような輝きを取り戻してほしいものだ。