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日本、ウルグアイと価値あるドロー【2−2】【コパ・アメリカ】

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日本、ウルグアイとドロー

21日に行われたコパ・アメリカC組第2戦で日本代表はウルグアイ代表と2−2で引き分けた。

日本代表は昨年10月に日本で行われたウルグアイとの親善試合では4−3で勝利していた。

しかし、その時と今回とでは全く状況が違う。

見方によっては、今回のドローの方が昨年の勝利よりもはるかに価値があると言っても良いだろう。

その理由として、コパ・アメリカが真剣勝負の場だと言うこと、昨年の日本戦には出場していなかったスアレスがプレーしたことなどが挙げられる。

その他、既にご存知の方も多いと思うが、今回の日本代表は若手中心。A代表とは言っても実際は五輪代表にベテランが数人加わったチームだ。

その日本代表が、南米という完全アウェーの中、スアレス&カバーニ擁するコパ・アメリカ最多優勝国と引き分けたのだから驚きしかない。

試合展開

日本代表とウルグアイ代表のスコア経過は下記の通り。

  • 1-0 25分 三好
  • 1-1 32分 スアレス
  • 2-1 59分 三好
  • 2-2 66分 ヒメネス

ご覧のように、日本がリードを奪い、ウルグアイが追いかけるというまさかの展開。

しかも、日本の2点は全て流れの中からだった。

シュート数に関してはウルグアイは29本と怒涛の攻撃。

しかし、日本も数少ないチャンスを逃さず、ボールを持ったらフィニッシュで終えシュート数は12本あった。

戦前の予想通り、スアレス&カバーニの2トップは強力で2人が放ったシュート数は19本。

しかし、バーに跳ね返るなどの幸運にも恵まれ、日本は強豪ウルグアイと真剣勝負で価値ある勝ち点1を手にした。

不思議な日本のチーム構成

この試合、日本代表は0−4と大敗したチリ代表戦からガラッとスターティングメンバーを変更してきた。

その中でも一際目を引いたのが、GK川島とFW岡崎だ。

2人は昨年のロシアワールドカップ以来の代表選出。

はっきり言うと、今回の2人の代表選出理由は戦力というよりも、ピッチ外での若手への世話係としての要素が強かったことだろう。

事実、森保監督は今回のコパ・アメリカを来年の東京オリンピックへの強化と位置付けていた。

しかし、いざ出場となるとこの2人が落ち着いたプレーでチームを引っ張る。

川島に関しては、カバーニとの一対一を防ぐなど好セーブで幾度となくピンチを防いだ。

岡崎に関しては、相手のパスを前線でカットするなど動きの良さが目立った。また、ボールを奪うとフィニッシュにつなげようという姿勢が強く、チームの士気を高めた。

所属チームでの出場試合数、年齢による衰え。これらのことを考えると2人のA代表としてのキャリアは昨年で本来は終わっていたかもしれない。

しかし、今回、A代表の選手招集に制限があること、国内ではJリーグが行われていることなどいろんな条件が重なり、再び、2人はA代表選出。そして脚光をあびることになった。

それにしても、若手主体のチームに代表引退に近い存在のベテラン勢と今回の日本代表はなんとも不思議なチーム構成だ。

もし、今回のウルグアイ戦で初戦のチリ戦同様に大敗していたら、残念な注目されないチームで終わっていたことだろう。

しかし、ウルグアイ戦で勝ち点1を取ったことで第3戦に勝利すれば決勝トーナメント進出の可能性も見えてきた。

気になる第3戦の相手はエクアドル代表。試合は日本時間で6/25(火)朝8時キックオフ。

エクアドルは初戦でウルグアイに0−4と大敗。FIFAランクは59位。日本は今回のウルグアイ戦のような戦い方ができれば十分に勝機があると言って良いだろう。

そうなると初のコパ・アメリカ勝利のみならず、決勝トーナメント進出も見えてくる。

気になる試合はDAZNにて独占生配信される。

DAZNでは既に終了したコパ・アメリカの試合もフルで視聴できる。今回の手に汗握る展開となった日本代表対ウルグアイ代表戦を見逃した方は要チェックだ。

チリ戦で大敗して一度は見捨てられかけた日本代表が、今回のウルグアイ戦のドローで再び息を吹き返した。次戦のエクアドル戦が今から楽しみだ。

 


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