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日本代表|14年→18年|メンバーはどのくらい残った?

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まさに激動の4年となった。この4年で監督は「アギーレ→ハリルホジッチ→西野朗」と3人も代わった。4年の間に監督が3回も変わるのは日本がワールドカップ初出場した98年以降初だった(今までの最高は「オシム→岡田武史」の2回。他は4年間、一人の監督が務める)。

代表人気の低下、大会直前の監督交代劇と他の4年にないほどネガティブな面で注目を集めた日本代表だった。

注目どころか期待もされなくなった日本代表。しかし、蓋を開けてみると本大会では目覚ましい注目を浴びることになる。

2014年→2018年

2014年の初陣メンバー

初戦

  • 日時: 2014年9月5日 
  • 対戦: ウルグアイ代表
  • 場所: 札幌ドーム
  • 結果: 0−2

※「  」が4年後、ワールドカップに選ばれたメンバー

GK
川島永嗣
西川周作
林影洋

DF
長友佑都
森重真人
坂井達弥
酒井宏樹
水本裕貴
酒井高徳
松原健
吉田麻也

MF
田中順也
細貝萌
森岡亮
太扇原貴宏
柴崎岳

FW
本田圭佑
岡崎慎司
皆川佑介
柿谷曜一朗
大迫勇也
武藤嘉紀


2018年ロシアワールドカップのメンバー

GK
川島永嗣
東口順昭
中村航輔

DF
長友佑都
槙野智章
吉田麻也
酒井宏樹
酒井高徳
昌子源
遠藤航
植田直通

MF
長谷部誠
本田圭佑
乾貴士
香川真司
山口蛍
原口元気
宇佐美貴史
柴崎岳
大島僚太

FW
岡崎慎司
大迫勇也
武藤嘉紀

まとめ

14年→18の場合、初陣から4年後のワールドカップメンバーに残ったのは9人

生存率は39%ということになる。

この4年間は日本代表にとって低迷期となった。2014年ワールドカップでは期待を集めながらグループリーグ敗退。

大会後に就任したアギーレの元、望んだアジアカップはまさかの準々決勝敗退。そのアギーレも八百長疑惑で解任。

次に就任したハリルホジッチの元では選手は個性を失い、結果も出ない日々。気づくと日本代表の人気は今までにないほど低いものになっていた。批判どころか関心さえ示さない人が多くなったのだ。

そして大会前に衝撃的なニュースが走る。ロシアワールドカップまであと3ヶ月となった時期にハリルホジッチが解任。その後、就任したのは西野朗だった。

今までの3年間は何だったのか? このタイミングで?

サポーターは日本代表のみならず、日本サッカー協会へも不信感を持ち始める。そういう状況下で作られた代表チームは忖度ジャパンとまで言われた。

だが、大会が始まると周囲の対応は一変する。初戦で強豪コロンビアを破ると1勝1敗1分で決勝トーナメントへ進出したのだ。決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れたものの、スター軍団相手に一時は2−0とリードするなど世界を驚かせた。大会後、本田圭佑や長谷部誠など長年にわたって日本代表を支えたメンバーが代表引退を表明。一時代の終わりとなった。

4年間の主な出来事

アギーレ時代

  • 2015 アジアカップ(オーストラリア) UAEに敗れ準々決勝で姿を消す
  • スペイン時代の八百長疑惑により、アギーレ解任


ハリルホジッチ時代

  • 2015年 3月にハリルホジッチ就任 デュエル(一対一の戦い)を取り入れる
  • ワールドカップ出場を決めるも代表人気は停滞
  • 2017年 東アジアサッカー選手権で韓国代表にホームで1−4の大敗
  • 2018年 3月の欧州遠征後にハリルホジッチ解任


西野朗時代

  • 2018年 ロシアワールドカップで決勝トーナメント進出