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中国代表FWがスペインデビュー|両国間で温度差?

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スペインデビュー

中国代表FWウー・レイが2月3日に行われたリーガエスパニョーラ第22節でスペインデビューした。

今冬に上海上港からエスパニョールに移籍したウー・レイはビジャレアル戦の78分からピッチに立った。

ウー・レイは現在27歳。「中国のマラドーナ」の愛称で親しまれ、先日まで行われていたアジアカップ2019でも中国代表メンバーに選ばれていた。

中国では圧倒的な人気を誇る彼だが、どうやらスペインではまだ知名度はイマイチのようだ。

それはエスパニョール対ビジャレアル戦の視聴者数にも表れていた。

エスパニョールが発表したところによると中国でもこの一戦は放送され、視聴者数は4,000万人にものぼったそうだ。

その一方でこの試合が行われたスペイン国内での視聴者数は17万7000人だったとか。ウー・レイがスペイン国内でも注目されていれば、もっと視聴者数は上がったはずだ。

ウー・レイのデビュー戦は結果的に、中国とスペインでの注目度の差を見せつけるものとなった。

入団会見

中国のサッカーファンならば誰もが知る存在のウー・レイ。しかし、スペインではまだ知名度は低いようだ。

それは入団会見の際にも見て取れた。

人気選手が入団会見をする際、スタジアムには数千人、場合によっては数万人が訪れることがある。

C・ロナウドがレアル・マドリードに入団した際にはサンティアゴ・ベルナベウに8万人以上ものファンが集まった。

しかし、先日行われたウー・レイの入団会見の際には、スタジアムに集まったファンは映像で見る限り200人ほど。しかもそのほとんどが中国のファンのようにも見える。


▲こちらがウー・レイのエスパニョール入団会見の模様




サッカーは結果が全て。今はスペインで知名度がなくとも、ゴールを重ねるときっと注目度も上がってくるはず。

今後、ウー・レイのスペインでの活躍に注目だ。